【春日大社】現代美術作家・杉本博司氏が監修する特別展で春日若宮の御生を寿ぐ
日本を代表する現代美術作家、杉本博司氏の監修による特別展が春日大社で開催される。日本の仏教美術、神道美術に深い関心を寄せ、自らも収集している杉本氏。なかでも春日美術*1 への関心の高さは群を抜いており、その美の神髄である春日明神への崇敬から、御祭神を勧請し江之浦測候所*2 に春日神社を創建したほど。その御神縁を通じて杉本氏と春日大社の花山院弘匡宮司が出会い、今回の特別展が実現した。
本展では杉本氏の新作の《春日大宮暁図屏風 2022年》と《春日大社藤棚図屏風 2022年》が初公開され、さらに春日大社が所蔵する名品の数々が展示される。春日若宮社の式年造替完了のめでたい年に奈良へ出かけたい。
出典:ひととき2022年12月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
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