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「ひととき」の特集紹介

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旅の月刊誌「ひととき」の特集の一部をお読みいただけます。
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2022年5月の記事一覧

【鎌倉紀行】ほほえみの美仏に会いに行く(案内人・山本勉さん、旅人・みほとけさん)

地域のシンボル 白衣観音像 大船観音寺 新緑の芽吹きが朝露を弾き、きらきらと光が反射する。むせかえるような土と緑の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、急坂の参道を一歩一歩踏みしめる。空を仰げば、ひょっこり現れる真っ白な観音様。 「あら、いらっしゃい」  そう言わんばかりの大きな観音像が、気さくなほほえみを湛えながら参道を上る人々を見守っている。 「大船観音はもう、モノマネ済みです」  白い衣を被ると綺麗に盛れるんですよね、と笑いながら話すのは仏像大好き芸人のみほとけさん

【こどもの日】ひととき編集部お気に入りの郷土玩具20選

【1】セワポロロ【北海道網走市】 原型は北方民族ウィルタが作っていた木の人形だという。セワとは神様のこと。鼻筋の通った凛とした表情が魅力! 【2】山形張子【山形県山形市】 江戸時代、京都から山形に移り住んだ人形師を開祖とし、今もその流れをくむ一家の手で作られる。なかでも写真の玉乗りうさぎは愛らしいひと品 【3】犬張子【東京都】 江戸時代中期以降に誕生した丸く大きな目が特徴的な犬張子。犬は安産の象徴であるため古来安産祈願の贈り物とされた 【4】きびがら細工【栃木県鹿沼市】