トルコから見るシルクロード(2)イスラーム・ホジャの夢(ヒヴァ)|イスタンブル便り
首都タシケントでの講演の翌々日、飛行機でヒヴァへ飛んだ。
ヒヴァはウズベキスタンの西端。海のない二重内陸国ウズベキスタンの、さらに奥まったところだ。こう言ってはなんだが、地の果てのような場所だ。そんなところに、なぜわざわざ行ったのか。
ここは、ヒヴァ・ハーン国という小さな国の首都だった。街そのものがそっくりそのまま、世界遺産である。日干し煉瓦で造られた独特の城壁に囲まれた「城内」は、ウズベキスタンのなかでも、最初に世界遺産に指定された、特別な場所なのだ。
空港から直行し