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博士の愛した数式


娘と一緒に入った書店でたまたま目に留まったこの本。
何年も前に映画を観たことがあって、懐かしいなぁと思い衝動買いしました。

読んでいる途中で息子に呼ばれ、遊びの相手をしている隙に、自分の本を読み終わった娘に横取りされました。そのまま娘、読了。


娘がお風呂に入っている間に私も読み終わって、入浴中の娘に報告。
「読み終わったよ」

娘「どうだった?」
私「面白かったよ~」
娘、「だから言ったでしょ。」

あのー、私が買った本なんですけど。


[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。
博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。
数字が博士の言葉だった。
やがて私の10歳の息子(頭のてっぺんが平らなことから、博士が「ルート」と愛称を付けた)が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。
あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。


私がいまこの時期に、何気なくこの本を選んだというのは、無自覚のうちにピンと来るものがあったのかもしれませんね。



この本も娘と一緒に読みたい



(トップ画像は娘からの花束その2)

『たんけん!本のまち』(https://www.tankenbooks.com)では、子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながる特集やおすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。