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森林破壊を防いだ 石炭 資源の使われ方②(´∀`)

大航海時代から植民地政策をヨーロッパ諸国が行った結果スゴイ事が起きました。単純な事ですが貿易船(奴隷船も含む)や軍艦などは当然木造船でした。

国家の安全保障には軍艦が必須ですよね。コレは例ですが砲台を備えた軍艦を一隻建造するのに、約2500本の巨大オーク材が必要でした。しかも今の船は50年以上もザラにありますが、当時は木材を食い荒らすフナクイムシの食害もありいいところ20年悪ければ10年程で廃艦となったわけです。

戦争で沈んだり座礁したケースも多くありました。

それだけならまだ良かったのですが、当時木材は鉄を作るのに必須の資源でした。コレが森林資源の枯渇を招いたのです。一番深刻だったのは英国🇬🇧でした。英国の鉄の生産量はドイツの2倍。フランス🇫🇷の6倍であり、年間6万トンの鉄を生産するのに原木が120万トン必要です。ちょっと訳がわからん数字ですね。

エイブラハム・ダービー一世です。リンカーンじゃないです。

あんまり情報なくて可哀想😢ですが 引用コークスを燃料に用いる製鉄法を開発したイギリスの製鉄業者。ブリストルでコークスを用いた銅精錬業に従事したのち,1708年製鉄会社を設立
コークスは石炭ですね。木炭による製鉄技術を石炭に革命的に変えた功労者ですね☺️長男との親子活躍で、英国に産業革命の一路を見出したわけですね。

石炭は製鉄だけじゃなくもっとすごい発明を生んだね。

この頃から森林が少なくなった関係もあり、低品質の石炭を家庭の暖房に使い始めました。そう今の灯油みたいなものです。煤が酷かったでしょうけど😩

炭鉱の方は一つ困った事が出てきました。これは今の金鉱山も同じですが、地下水の問題です。コレを馬をウマイ事使っていたのですが、正直うまくなかった😑
そこで人類が機械から動力を生む革新的な発明が出てきました。

ニューコメンの蒸気機関です‼️

ちょっと見づらいですね🙄図を変えます

今のエンジンに似てなくもないですね😳

コレで坑道内の地下水を汲み上げる事ができ(47m)馬🐴さんは過酷な労働から解放。大幅なコストカットにもなりました。
勘の良い方は分かると思うのですが、この方式をドンドン改造や改良を別の発明家が行なってそれがやがては蒸気機関車、そして……

サスケ・ハナ アメリカ艦のちに黒船と言われた船です。

英国は石炭の発見、資源活用がなければ覇権国家にはなっていなかったでしょうね。勿論人類の科学進歩も遅れたでしょうけど😂
石炭は人類史を変えましたが、最後にこのコークスがどのようにできたのか少し図を見てください。

石炭にも質があります。

ちょっと前までは石炭は恐竜🦕🦖がいた時代の植物や死骸が圧力でできたとされていましたが、最初に生命体(まあ単細胞のたぐい)からのもので…34億年前とかのものも化石燃料となっている事がわかりました😳もう億は億でも億年ですからね、スゲェや。
化石燃料が枯渇するって言うのは、採掘技術が進歩すればまた掘れますね。それがイイ事なのか、環境に悪い事なのか?それはわかりませんが人類が木材を燃やして暖をとっていた時代には戻れませんよね?

次回③ 燃ゆる水 石油編をお待ち下さいε-(´∀`; ) フーーー




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