vol.01 40歳目前未婚シンママ、人生を回収していくnote [age.22]

22歳。

これはやばかった。

なんか死んでた。

どのくらいやばいかというと、土日休みなので金曜ってみんなウキウキするじゃんね。

それが、金曜の時点で月曜が来ることが末恐ろしくなるというストレス解放の隙間のなさ!


社会人2年目、地元では知られている上場企業に勤めていた。

でも、辛かった。

意地悪な人もいないし、ブラック企業でもないし、恵まれた環境だった。


ただ自分が、ごく常識的な企業で1日の大半を働いて過ごすことにこれだけ苦痛を感じるとは予想しなかったから起きた悲劇だ。


その会社は、文句のないいい会社だった。

私服で出社して、更衣室で会社の服に着替える。

ストッキングを履いて、パンプスを履く。

当番の時は、早く出社して掃除をする。

お昼ごはんは、社内の長テーブルで女性陣みんなで食べる。

芸能ゴシップを話して、和ませてくれる人がいる。

弁当持参、コンビニ、もしくは出前を取ってもいい。

社員食堂はあるが、女性社員は・・なぜかほぼ行かない。

おおよそ、女性社員は弁当持参する。


思い返してみて、自分が少しでも「心」が動かせた瞬間って・・・

出前を取ってもいい

の下りだけである・・・

でも、それすら毎日は取ってなかった。


わたしは

わたしらしく幸せに過ごす

ってことを甘くみていた。


ずっと続けられると思っていた。

それが普通だと思ってた。


普通のことは、だいたい普通に出来てきたと思うし、それが出来ないとなると・・まず、ビビった。


異様に疲労して、身体がどんどん拒否していくようになった。

行きたくないという心の声が、どんどん大きくなっていくのに、

職場では「良くできる子」となって、状況はますます自分の想いとは裏腹に活躍の場へと押し出される。


頑張るわたしと

もう限界というわたし

アクセルとブレーキが全開で、ついにわたしは自分ではどうにもならず朝から母に手を引っぱってもらい手が抜けそうなくらい引っ張り返して、、、

今思い返せばコントみたいだけど。地獄の朝。

そして、出社拒否となっていったのだった。



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