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プチ情報⑥~キャッシュレス戦争生き残りのカギは”体力〔資金力〕” ~

淘汰が進むキャッシュレス戦争

LINE PayがPay Payと合併し、つい最近ですとOrigamiペイがメルカリに買収されました。
が、そんなメルカリもドコモとのポイント利用での連携を図っている状況。
一気に拡大したキャッシュレス業界は、今まさに淘汰の時代に差し掛かっているということでしょう。

ちょっと各企業の規模感など見てみると
楽天ペイ・・・加盟店300万、ユーザー数1億
メルペイ〔Origamiペイ含む〕・・・加盟店189万、ユーザー数500万
PayPay・・・加盟店185万、ユーザー数2300万
LINE Pay・・・加盟店171万、ユーザー数3690万
auペイ・・・加盟店170万、ユーザー数700万
d払い・・・加盟店131万、ユーザー数2000万

これみるとd払いって加盟店の増に苦しんでいますよね。主要企業の中でどこよりも少ない。。。

そんな自社の話はさておいて・・・
これだけみるとOrigamiペイもLINEPayもメルペイも単体でしっかり利用店舗が広がっており、ユーザー数も一定いるんです。
Origamiペイについては唯一の強みとして、全国256か所の信用金庫の提携し、信金社員が顧客はじめ開拓を進めてくれていたんです。
LINEPayについてはVISAと組んで世界規模で拡大をなって話も進めていたんです。〔PayPayとの合併で頓挫〕
メルペイも「大手と組することはない」なんて言ってたんです。

生き残るためにはユーザー拡大のための大赤字を耐えられるか否か!

では、なぜそういた状況になっているか。
逆に生き残りの母体となっているのは、楽天・SB・au・NTTドコモ・・・そう!おわかりいただけると思いますが通信キャリアなんです。

通信キャリアはスマホを販売しており、キャッシュレスとの親和性がとかって話ではなく、
要は体力〔資金力〕の差なんです。

キャッシュレスは現在普及のタイミングであり、キャッシュレス事業だけを切り出すと全企業真大赤字なんです。
メルカリやOrigamiペイ、LINEPayの決算とかも話題になりましたよね。
赤字でもやり続けるのは、顧客の囲い込みと先々の利益のために何ですよね。
ただし、残念ながらその赤字を続けるだけの企業体力が残念ながら離脱してく企業にはないとうことなんです。

自社の状況をどう考えるか?どうみるか?

自社がメルカリと組んだことは賛否あります。
個人的には間違いなく短期的にはGOODだと感じています。
ただし、中長期目線では何とも言えないかと。それはうちマターというよりメルカリの先々が不透明だからです。
メルカリとの協業を中長期的なポジにするには、まだまだ頭を悩ませる必要がありそうです。

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