[名著ココだけ]ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け 著:ピーター・リンチ Part.1

お急ぎ用

アマチュアが失敗するのはプロの真似をしようと後追いするときだけである

少し意識的に自分の仕事や近所の商店街などで起こっていることを見るだけで、すごい銘柄が見つけられる。

会社側は普通、株価をあまり高くしたくないときに、株式分割をする

資質として出てくるのは、忍耐強さ、自主性、常識、苦痛についての耐久力、こだわりのない自由な思考力、利害に対して超然としていられる強さ、根気、謙虚さ、柔軟性、独自の調査をする意欲、失敗を認める強さ、パニックを無視する力などである

機関投資家が全く、またはわずかな数しか保有していない株は穴株。アナリストが訪問したことのない、または知っていることを認めたがらないような会社の株はさらに穴株である

まとめPart.1

単なる希望やきわめて過大な時価総額を避けて投資する方法は3つある

 1.古い”ピック・アンド・ショベル”戦略。今日では、探すべきはノン・インターネット企業で、インターネットのビジネスから間接的に利益を受ける会社。あるいは、そのインターネットの流れを助けるスイッチとかネット関連の仕掛けをつくっている製造業に投資する

 2.フリー・インターネット・プレイと呼ばれるもので、現実に利益と妥当な株価をもたらしているノン・インターネット企業が仕掛けるインターネットのビジネスである

 3.見てわかるメリットで、旧来からの”煉瓦とモルタル”事業(オールドエコノミー)であっても、インターネットを使うことによってコストを節減し、作業を能率化し、より効率的になって利益も上がった会社

値下がり株は、自分の選んだすべての株で儲ける必要はないということで重要

アマチュアが失敗するのはプロの真似をしようと後追いするときだけである

少し意識的に自分の仕事や近所の商店街などで起こっていることを見るだけで、すごい銘柄が見つけられる。

会社側は普通、株価をあまり高くしたくないときに、株式分割をする

「ギャンブルはいけない。貯蓄をしていて、よい株が見つかったら買う。それを上がるまでじっと待ってから売る。上がらないような株なら、買っちゃだめ」

株が賢明かつ適切な投資手段になるのは、実は最もそうは思われていない時期

勝率の高い人は、うまくいっているときは思い切った勝負をし、勝算が低いとサッと降りる

不確実を承知で投資できる人にとって、株式投資の最大の魅力は、当てたときに大きな利益が得られる

万一失敗したとしても、将来的に見て、毎日の生活に支障のない余裕資産の範囲で株式投資をすべき

資質として出てくるのは、忍耐強さ、自主性、常識、苦痛についての耐久力、こだわりのない自由な思考力、利害に対して超然としていられる強さ、根気、謙虚さ、柔軟性、独自の調査をする意欲、失敗を認める強さ、パニックを無視する力などである

自分が持つ変な信念や思い込みを除かなければならない

人々が株式ファンドの運用者より歯医者の話を聞きたがったなら、マーケットは上がりそうな兆しである

何か調べようとするなら、相場動向ではなく、新商品がヒットするかどうか見極めるべき

買いに入る最良のシグナルは、気に入った会社を見つけることがすべて。株を買うのに早すぎるも遅すぎるもない

株式市場は、確かな一銘柄はよくわからない十銘柄にも優る

患者にとってよい薬とは、一度使えば完治してしまう薬のことを言うが、投資家にとっては患者が使い続けなければならない薬ということになる

自分の知らない株を買って幸運にも儲かる人もいるかもしなない。が、あえて自らハンデを負うようなもの

一般消費者の知識は、急成長する新興の中小企業、とくに小売業のなかから有望株を見つけるのに役立つ

知っているものに投資するべきである。二度とこういうチャンスを逃がすべきではない

調査なしの投資は、カードを見ずにポーカーをするようなもの

株を買うときに雑貨を買うときと同じくらいの努力をすればよい。まず、幾つかの分類から始めなければいけない

不況を脱して活況期に入ると市況関連株は元気づき、株価は優良株を上回る勢いで上昇する

市況関連株は最も誤解されやすいタイプの株。不注意な投資家が安全と信じて買って損をするのが市況関連株

機関投資家が全く、またはわずかな数しか保有していない株は穴株。アナリストが訪問したことのない、または知っていることを認めたがらないような会社の株はさらに穴株である

一度は人気があったものの、プロから見切られてしまったような株もよい

急成長産業にある会社の株価は、えてして下がるもの

値札の自動読取機をつくる会社ではなく、その装置を導入したスーパーに投資すべきである

何より避けたいのは、超人気産業のなかの超人気会社である。ニュースを賑わし、誰もが通勤途中でも耳にし、つい周囲に押されて買ってしまうような株である

第二のIBM、第二のマクドナルドなどともてはやされる会社の株も避けるべき。第二の何々はうまくいったことがない

忘れてしまいがちなのは、もしその会社の見通しがそんなにものすごいから、来年か再来年でも投資するのに遅くない