[名著ココだけ]ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け 著:ピーター・リンチ Part.3

お急ぎ用

次の1.2のような銘柄をたくさん保有していることがベスト

 1.自分の得意な分野に関係する銘柄

 2.あらゆる調査の結果、非常に有望な見通しを発見したとき、業績回復とか含み資産に注目しようと決めたり、あるいは組み合わせて考えてもよい。偶然、ある銘柄の業績回復とか含み資産を知るチャンスにぶつかることもある

ただ、ポートフォリオの多角化のためにということで知らない銘柄を組み入れるのは賢いとは言えない。おろかな多角化は、小口投資家にとっても鬼門である

複数の株に投資することによって、いずれそのうちのどれかの恩恵にあずかれるようにポートフォリオを組むわけ

まとめPart.3

低成長株

 ・可能ならば、収益の何%が配当として支払われているかどうかという数字、つまり配当性向を確かめること。もし低い比率ならば、景気の悪化のも耐えうる余裕を持っており、収益が減っても配当を維持できることになる。高い配り当性向の会社は、配当継続に関してより高いリスクである

優良株

 ・これらの会社は、廃業に追い込まれる可能性が少ない大会社である最も重要な株価で、PERを調べることにより割高かどうかがわかる

 ・長期的な成長率と同じ業況を最近保っているかどうかを調べる

市況関連株

 ・遅かれ早かれ買い替えは行われる。不景気の状況が悪ければ悪いほど、景気の回復を大きなものに。最悪の状態の後には必ず、長く堅調な回復期が訪れるから考えておく

業績回復株

 ・どのような方法で業績を回復させようとしているか。不採用部門を整理することは、収益に大きく変化する。

 ・経費の削減は行われていているかどうか。もしそうならその効果の程度はどうか

第2部のポイント

 ・大きな会社の株価の動きは小さく、小さな会社のそれは大きい

 ・絶好調の業界の人気株は避けたほうがよい

 ・アマチュアでも、専門家でさえも何ヶ月も何年も手に入れられないような信じられないほど貴重な情報を、自分の仕事のなかから得ることができる

 ・いかに才能に恵まれ、金持ちで、前回の推奨銘柄が上がったという人かの情報であっても、株に関する助言は、助言者と切り離して客観的に受け止める

 ・沈滞していて、ウォール街で人気になったことのないような平凡で目立たない株こそ狙い目

 ・停滞している産業の中で、適切なスピードで急成長(20~25%)している会社は、理想的な投資対象だろう

 ・他とは違う何かに優れた会社を探す

 ・問題を抱えた会社が業績回復に転じたときが大いに稼げるチャンス

 ・PERを注意深く考えてみる。もし、株価が全体として買われ過ぎのレベルにあるならばその他の要素がうまくいっているとしても、決して金儲けはできないだろう

 ・機関投資家の持ち株比率が低いか、あるいはゼロの会社を探す

 ・忍耐強いこと。観察は必ず報われる

 ・迷っているときは、もう一度、後悔しないように納得のいくまで検討してみる

次の1.2のような銘柄をたくさん保有していることがベスト

 1.自分の得意な分野に関係する銘柄

 2.あらゆる調査の結果、非常に有望な見通しを発見したとき、業績回復とか含み資産に注目しようと決めたり、あるいは組み合わせて考えてもよい。偶然、ある銘柄の業績回復とか含み資産を知るチャンスにぶつかることもある

ただ、ポートフォリオの多角化のためにということで知らない銘柄を組み入れるのは賢いとは言えない。おろかな多角化は、小口投資家にとっても鬼門である

複数の株に投資することによって、いずれそのうちのどれかの恩恵にあずかれるようにポートフォリオを組むわけ