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闇バイトは他人事ではない part1  〜騙されない為の教科書〜

教育を本気で語る会、日本一の父親のジョージです。
最近、子どもの親離れが進んできて寂しくなってきています。
成人年齢が18歳になり、
子離れも意識しなければならない今日このごろです。
今回は18歳で大人になることの危険性について考察します。


1 闇バイトのことを実はよく知らない

近年、よくニュースで闇バイトの問題が話題になります。

驚いたことに、生徒は闇バイトの実態を詳しく知りません。
銀座の強盗事件の事例を生徒に問いかけた時に、
この事件のニュースを見た生徒は1人しかいませんでした。
子どもたちはテレビよりもスマホを見る時間が長いです。
ネットニュースもアルゴリズムを軸にピックアップされるので、
闇バイトの問題はあっさりスワイプされます。
闇バイトのことなんて自分には無関係だって、生徒は思っているようです。
そこで、生徒に危機感を持ってもらうためにお力添えをいただいたのが、
ハッシャダイソーシャルです!

2 ハッシャダイソーシャルとの学び

今回、ハッシャダイにお願いをしたきっかけが、この教科書です。

この教科書にはスマホやバイトの事例など、
子どもたちのリアルが溢れています。
さらにリアリティを抱いてもらうために、
代表理事の勝山恵一様にご講演をしていただきました。

外部講師のお話しに、生徒は強い興味を示してくれます。
リアリティのある教科書と、
パッション溢れた勝山様から、
騙されないための手段を学びました

3 騙されない為の教科書

この教科書には具体的な手段と数字が記載されています。
闇バイトをはじめとした詐欺被害のほとんどが、
SNSを介したトラブルです。
SNSを頻繁に使う子どもたちに対して、
SNSに疎い大人たちの隙をついた仕掛けがたくさんあります。
驚くほどに巧妙です。
業務内容を抽象的に表現して、
時給もそれほど高く設定せず、
一見するとアットホームな職場で、
「かけ子」という犯罪行為を実施させている内容を紹介していただきました。

警戒しなければ、これが詐欺行為だとは気付けません。
コールセンターのバイトと遜色ない雰囲気です。
では、一体子どもたちは何に警戒すればいいのでしょうか。

4 バイトにもクリティカルシンキング

教育ではクリティカルシンキングの重要性が叫ばれています。

物事の表面だけをとらえるのではなく、
核心をつく問いをたてることが大切です。
闇バイトへの気付きも同じです!
「なんでこのバイトはこんなに好条件なの?」
「なんで、私がお金に困っているのを知ってるの?」
「これって普通のバイトじゃなくない?」

このような問いや疑いを抱くことが必須です。
授業で質問するように、
バイトの求人に対しても問い合わせましょう!
このような予防策を張らなければどうなるのか。
次回は、大人も学ぶべき現状と実態についてまとめてみます!

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