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Benesse と 教師の相似点

大晦日にこんばんは!
教育を本気で語る会、英語教師のJOYです!
GTECや進研模試でお話する機会をいただいていますが、
ベネッセは学校にとっての単なる業者ではありません。
共に学び続ける仲間です。
今回はベネッセの方々に開催していただいた研修について、
内容ではなく授業目線でまとめてみます!


1 教師の需要に応える研修

これまでたくさんの講演を拝聴しましたが、
どの講演でも「知りたかった」情報を、
たくさん提供してくれます。
なので聞いている私たちも、
必然的にリアクションが多くなります。
「へー」「そうなんだ」「なるほど」
他にも、JOYが現場で実践してきていることを
ベネッセ視点でロジカルに説明してくれます。
「それそれ!」「そうそう!」「だよね!」
こんなにもリアクションが自然と出てしまうような研修は、
受講者の的を射た研修の証拠です!
同時に、自分の授業を振り返るきっかけにもなります。

日々の授業で「生徒が知りたいこと」を伝えられているか。
自分が伝えたい知識ばかり話していないか。
生徒の需要に応えられているか。

ベネッセの講演を聞くと、
自身の授業を改善したくなります。
やる気に火が点く講演に、感謝ばかりです!

2 山下真司さんのテーマとテンポ

やる気スイッチを入れていただいた講師の1人に、
教育イノベーションセンター主席研究員の山下さんがいます。

山下さんのお話はとにかくテンポが良いです!
たくさんのテーマを取り扱っていながら、
各テーマに相関性をもたせているので、
話がきちんとつながっていきます。
伏線回収がうま過ぎです!
勝手に自分の授業導入の参考にさせていただきます!
また、お話だけではなく問いかけも適度に投げかけてきます。
問いかけがあると一気に「主体性」スイッチが入ります。
講演を聞きながら主体的に考えて、
時々グループで共有したりして、
これぞまさにアクティブリスニングです!
ちなみにJOYも授業中にやっています。
授業中に問いを投げかけて、
数名の生徒に目配せをしますが、
特定の生徒を指名したりしません。
少し間をとってJOYが話を続けます。
生徒は指名されなくても顔を上げてくれます。
また、スピーキングテストのプロセスの中に、
アクティブリスニングも導入しています。

山下さんの話の内容は興味深いものが多く、
講演後にスクリプトを何度も見直します。
それ以上に、自分の授業との類似点を見つけると
授業の自信につながります。
そんな嬉しい類似点は、
庄子寛之さんの講演でも見つかりました!

3 つながるためのエピソード記憶

教育イノベーションセンター研究員の庄子さんの講演は、
「つながる」という目的を明示してくれました!
これはJOYにとって嬉しい目的です!
ただ受けて帰るだけの研修では、
自己満足で終わってしまいサステナブルではありません。
継続性を見出すためには仲間との連携が必要です。
その仲間との絆を結びつけてくれる庄子さんのワークショップは、
時間がいくらあっても足りないくらい充実していました。
もっと仲間と対話を重ねたい。
そんなきっかけと後押しをしてくれる庄子さんの、
種も仕掛けも溢れるワークショップに感服です。
その中の1つに強烈なエピソードを紹介するものがありました。
そのエピソードを初対面の先生方で共有して絆を深めていくのですが、
これはJOYも授業で実践している「記憶術」と似ていました。

単語が覚えられないから英語が嫌いだ、という生徒に、
「暗記は先天的な才能じゃなくて、後天的な工夫だよ」
と、よく言っています。
メモリースポーツのワールドチャンピオンの平田直也さんの記憶術「タグ付け」と、
同じスタイルを庄子さんが使っているのを見て、
JOYの授業の自信につながりました!
ちなみに、スタディサプリの英語講師、
関正生さんもこれを「リアリティを持つ」と言って、
同じ手法を使っています!
嬉しいですね!

本来ならば研修の満足度は
内容で判断されることが多いと思いますが、
JOYは授業目線で見てしまいます。
教師が受けて満足する研修と、
生徒が受けて喜んでくれる授業は、
どちらも似て非なるものだと思います。
教師にできて講師にできないのが生徒への授業です。
教師でいられる歓びを大切にしたいと思える時間が研修です。
自分との類似点だけでなく、
今回新しく得た知識と手法も早速授業に取り入れていきます!
やる気を引き出してくれるベネッセは、
JOYにとって「産屋」です!
やる気だけでなく新しいアイデアのヒントもくれるベネッセの研修は、
これからもずっと受けていきます!

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