正義対正義

私は、ONE PIECEが大好きだ。

ONE PIECEから学ぶことは、非常に多い。
最近、読んでないなあという人は、区切りが良いし、今までの経緯を説明してくれているので、90巻から読み始めると良いと思う。

ワンピースは奥が深い。
色んな歴史、色んな感情、色んな情勢が混じっている。
そんなONE PIECEの世界を、DMMの亀山会長が非常に面白い観点で説明している。是非、読んでもらいたい。 DMM亀山会長「戦争は正義vs悪ではない」漫画ワンピースから学ぶ“世界平和”のとらえ方 DMM.com会長の亀山敬司の地元石川県の中学校で特別講演が行われました。中学生が将来避けることのできない「平和」や「憲法」や「仕事」のあり方について、どう考えていくかを話しました。その時の講演内容を抜粋、編集して、4回に分けてお届けします。 logmi.jp
戦争は「正義vs悪」ではないということだ。
私たちは、どうしても「正義vs悪」という目で見てしまう。
流れてくるニュースだって、公平だとは言い切れない。
ONE PIECEの世界でも、頂上戦争の真っ最中に、ドフラミンゴがこんな言葉を残している。
「海賊が悪!? 海軍が正義!?

そんなものはいくらでも塗り替えられてきた！！

平和を知らねぇ子供共と、戦争を知らねぇ子供共との価値観は違う！！

頂点に立つ者が善悪を塗り替える！！

今この場所こそ中立だ！！

正義は勝つって！？そりゃそうだろ！！

勝者だけが正義だ！！！」

痺れるセリフだ。
もちろん、戦争もテロも悪いことに決まっている。絶対に起こしてはいけないことだ。
だが、人間一人ひとりが各々の正義で、行っている行為かもしれない。
その正義の使い方を間違ってしまっているのだ。
各々が正義だと思っていることを、なんとか平和な世界を目指して、行っていってもらいたい。
お互いが、正義だと思って行っている行為だと、理解し合うことが、世界平和への第一歩だと思う。

村田善昭