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喫煙でオリンピック代表資格剥奪?

 パリオリンピックまで1週間ほどとなったところで衝撃的なニュースが飛び込んで来た。

 女子体操のエースである宮田笙子に喫煙疑惑が発覚し、オリンピック出場が厳しくなったというものだ。

 確かに喫煙は20歳になるまで法律で禁じられている。その意味では犯罪だ。しかし、これまでの彼女の努力を考えたときに、オリンピックへの出場権を奪うほどの重罪だろうか?
 私は猪瀬氏の意見に賛成だ。

 喫煙と飲酒はなぜ20歳になるまで禁じられているのか?それらが子どもの発育に悪影響を与えるからだろう。

 「発育に悪いから、吸ったり飲んだりしないでね」と言うだけでは興味本位でやってしまう子どもが一定の割合で出るから、やむなく法律で禁止しているのだろう。

他人に迷惑の掛からない物を法律で禁じるのはどうなのか?

 徹底するためには仕方のない面もあるが、本来、他人に迷惑を掛けないものに関しては法律で禁じるべきではないと考える。それはシートベルトに関しても同様だ。これには最初から違和感を感じていた。バイクのヘルメットも同様で、あくまでも本人責任でいいのではないか?

発育に悪いものは他にいくらでもある

 喫煙と飲酒を20歳になるまで禁じることを肯定したとしても、そうすると別の疑問が生じる。子どもの発育を妨げるものは他にいくらでもあるのだ!代表的なものはワクチンだ。現在であればマスクもそうだ。

 ワクチンの代表的な後遺症である発達障害、アレルギー、アトピーはその子の人生だけでなく、親にも多大な被害を与える。私は発達障害の子どもを抱え、1人で育てているシングルマザーを何人も知っている。その大変さも。

 マスクの常用は、心身への悪影響があることが研究により分かっているし、乳幼児に関しては言葉の発達、知能の発達の遅れに繋がることがはっきりしている。
 本人や親の「任意」だから、着けるのは自己責任だと言っている場合ではない。

 酒やタバコを禁じるのであれば、その前にワクチンを禁じるべきではないのか?マスクの常用も禁止だ!

 その他にも、子ども用のお菓子に入っている体に悪い添加物は禁止にすべきだろう。アスパルテーム、アスセルファムK、タール色素など。

 子どもへの向精神薬の投与も禁止だ。

 遺伝子組み換え食品も当然ながら子どもには禁止だ。その安全性は確保されていないのだから。

 このように、世の中はダブルスタンダードのご都合主義で、誰かの利権のためにあるものは禁止し、あるものは野放しだ。

 ルールの目的を理解し、無駄に厳格な運用はせず、理に適ったルールで運営される世の中であって欲しいものだ。

今回はどうすべきだったのか?

 最後に、今回の件を、日本体操協会はどう処理すべきだったのかに関する私見を述べる。

 オリンピックが終わるまで隠す手もあるが、リークされる可能性があるので、事実を公表する。その上で「法令違反、倫理規定違反ではあるが、五輪へ向けて注いできた彼女の努力と今後の人生を考えたときに、今回は目を瞑って出場させるべきと判断した。批判は日本体操協会が全面的に引き受けるので、彼女に対する批判は控えて欲しい。」と記者会見の場で述べる。

 これが、大人の取るべき態度ではないだろうか?
 自分たちが批判されることを恐れて未成年を批判の矢面に立たせるなど、大人失格だと思う。「恥を知れ!」(石丸伸二風)

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