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陰謀論/定説/常識の検証シリーズ1 「アポロの月面着陸はあったのか?」

【アポロ11号の月面着陸に関する3つの説】

1969年のアポロの月面着陸に関しては主に2つの説がある。

①アポロは月面着陸した。(公式の歴史)

②アポロは月面に着陸しておらず、あの映像はスタジオで撮影されたものだ。(陰謀論)

私の説はこのいずれでもなく、

③アポロは月面着陸した。同時にスタジオ撮影も行なった。

である。

②の「アポロは月面着陸していない」説の根拠は、影の向きがおかしい、画面手前にコーラの瓶が映っている、宇宙飛行士のサンバイザーにカメラマンが映っている、などが挙げられているが、最大の根拠は、映画監督スタンリー・キューブリックの以下の発言であろう。

「私は、アメリカ国民に対して、巨大な嘘を与えることをしてしまったのだ。それにはアメリカ合衆国政府と NASA が関与しているが、月面着陸はねつ造だったのだ。すべてだ。月面着陸はすべてねつ造されたもので、そして、それをおこなった人物こそ私だということだ」

これは、死の3年前にとあるインタビューにて語った言葉とされている。
そのインタビューを検証した記事がこちらだ。

記事によれば、インタビューを受けているのが本人なのか判定できず、完全なフィクションの可能性もあると述べている。

「人類は月面に降り立っていない」とも話しており、これが事実なら私の説も否定される。

そしてスタジオ撮影説を裏付ける動画や写真がネット上に多数上がっている。

例えば以下のものだ。

これらを見ると確実にスタジオ撮影が行われていると判断せざるを得ない。

そうなると②の「アポロは月面に着陸しておらず、あの映像はスタジオで撮影されたものだ」説が有力に思えてくるが、一方でこのような情報がある。

【宇宙飛行士たちの証言】

アポロ11号の月面着陸の中継のときに2分間の中断があった。NASAは、2機のテレビカメラのうち1機がオーバーヒートして受信できなかったと説明した。しかし複数の情報源によると、そのときアームストロングとオルドリン[月面着陸した2人の宇宙飛行士]は彼らを注視している何かを見たのだという。『トップシークレット』の著者ティモシー・グッドは、アポロ11号からヒューストンのNASAの宇宙センターへ送ったVHF(超短波)信号をアマチュア無線化家たちが受信し、NASAが中継を遮断した2分間のメッセージを傍受していたと書く。

宇宙管制センター:どうしましたか? アポロ11号、こちら管制センター。

アポロ11号:巨大な生き物がいます…とんでもなく巨大な…何てことだ。信じられない。別の宇宙船が向こうにいます。クレーターの反対側の縁に…並んで…我々を見ています。

アマチュア無線家が傍受した内容はメディアには取り上げられなかったが、1975年にそれを裏付ける予期せぬ出来事が起きた。アポロ月計画で通信システム開発に携わり、すでにNASAを退職していた通信エンジニアのモーリス・シャトレインが著書を出したのだ。彼はその著書『Our Cosmic Ancestors(宇宙の私たちの祖先)』でこう書いている。

アームストロングが梯子を下りて月面に降り立つ直前、2機のUFOが頭上に停止していた。バズ・オルドリンはその写真を撮った。その写真の一部が『モダン・ピープル』誌の1975年6月号に載った。(出典:「【秘密宇宙プログラム:SSP】のすべて」Dr. マイケル・E・サラ著)

また、「NASAアポロ疑惑の超真相」(山口敏太郎&アトランティア編集部著)によれば、山口敏太郎氏がペレストロイカ時代の旧ソ連にUFO事件の取材に行った際に、科学アカデミーのUFO部局で、アポロ11号に関する詳細な文書を入手している。
それによれば、

・アポロ11号は地球から月に行く途中で、すでにUFOに遭遇している。それは長さ1500メートルの円筒型だった。
・月に近づくと、さらに何度もそれが出現したり飛び去ったりし、いよいよ月に着陸しようとした時、アームストロングが「ああ、何てことだ、彼らがもう来ている」と叫んだ。
・UFOを目撃した時は、通信の際に「サンタクロース」など他の言葉を使うことになっていた。しかしこの時は慌ててそのまま言ってしまった。それで一般への報道がストップし、着陸した時点で月面からの映像は使われなくなった。


これ以外にもアポロの宇宙飛行士による月面や宇宙でのUFOなどの目撃証言は山ほどあり、アポロが月面に行っていないとは到底思えない。

これを受けて、私の主張は③「アポロは月面着陸した。同時にスタジオ撮影も行なった」なのだ。

【検証】
以上の証拠から、私の説が最も真実に近いと考えられる。

私の主張は、「月面での映像だけでは、そこに不都合なもの(UFOや異星人、人工構造物)が映り込んだ際に困るので、その時にはカメラをスタジオに切り替えるため」だが、その場合もいくつかの疑問がある。

疑問1.スタジオの映像と月面での映像を全く同じにすることが可能なのか?

疑問2.スタジオ撮影をするのなら、全部スタジオ撮影したものを放送すればリスクがないのでは?

以上を考えると、アポロ11号は月面着陸しているが、月面での映像は全てスタジオ録画されたものを使ったと考えるのが妥当そうだが、

疑問3.月面での映像に2分間の中断がある。スタジオ撮影は録画なので、中断する理由がないはずだ。

との別の疑問がある。

一方、当時放送された動画を含む以下の記事では、「当時、全米の主要テレビ局は31時間という異例の生中継を実施し」とあり、打ち上げから着陸、そして離脱の様子までを生中継しているようなので、着陸後の映像だけ、スタジオのものに切り替えた可能性はある。
疑問3の説明は付かないが。

以下の映像を見ると、これだけの広範囲を歩き回っているところをスタジオでワイヤーで上から吊りながら撮れるのかと疑問に思う。

少なくともこの映像はスタジオではないだろう。
この映像がアポロ何号によるものかは分からない。

ここまでをまとめると、可能性は3つ。アポロ11号は月面着陸していることは大前提で、

説1.月面での映像は全てスタジオでのもの。

説2.月面での映像は実際に月面で撮ったものであり、スタジオ録画した映像は使わなかった。

説3.月面での映像は実際に月面で撮ったものであり、あってはいけないものが映った際にはスタジオ録画に切り替えた。

説1では2分間の中断の問題、説2ではスタジオでの映像を使わなかった理由、説3では月面とスタジオの映像で矛盾が出ないのか? のようにそれぞれに問題があり、決め手を欠く。

【アメリカが入手していた反重力技術】
一方、第二次世界大戦後にアメリカがナチスの科学者をアメリカに連れて来て兵器などの開発をさせた「ペーパークリップ作戦」により、ナチスで開発されていたUFOの技術を手に入れ、1950年代には反重力技術を入手していたようだ。

つまり、アポロ計画を行なうまでもなく、1960年代にはアメリカはとっくに月に行く技術を持っていた可能性が高い。

その背景下で、アポロが月面着陸を行なっていたかどうかは枝葉末節の話であり、CIAの得意技である、「人々の目を真実から逸らすための作戦」と考えることもできる。

【筆者の判定】

以下の本によれば、アメリカは1950年代にはUFOにより月面に到着し、基地を持っていた。

ロシア人とアメリカ人が50年代はじめにひそかに月に降り立ったとき、彼らは最初の夜をナチス地下基地の客として過ごした。60年代にはロシアとアメリカの大規模な共同基地が月に建設され、今では4万人が住んでいるという噂がある。

この事実が重要である。
アポロ11号の月面着陸の有無は枝葉末節の話であり、決定的な判断材料もないため、結論を保留する。

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