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第六回不眠音楽祭 自分のセトリについて前編(リストプレイ)

2020年6月、5・6・13の3日間にわたってDiscordというチャットサービスのSleepless_サーバー(以下不眠鯖)にて、音楽イベント「第六回 不眠音楽祭」が行われた。そこで私はリストプレイとDJプレイの両方に参加したのでその記録をここに残す。なお文中にて敬称は省略していることをあらかじめ明記しておく。

・今回のイベントに関する簡単な説明

Day1では各選曲者がYoutube・Soundcloud・Bandcampなどから楽曲を4曲選び、Rythm Bot(Discordで有名な音楽再生bot)を用いて再生するのを聞きあうという「リストプレイ」を、Day2-3では各DJが事前に決められた45分間(両日ともトリのみ延長OK)の中で自由に行う「DJプレイ」をそれぞれ行った。

第一回から第四回まではリストプレイのみで開催されていたが、前回にあたる第五回から諸般の事情によりDJプレイが追加となった。イベントの詳細は主催のnoteへ。

また今回の第六回でDJプレイは一旦終わりとなる。次回以降不眠音楽祭としてはリストプレイのみに戻り、DJプレイは創奏音楽祭(旧名:Shall Be Create Your Music)にて行われる予定だ。

自分は前回はリストプレイのみでDJプレイには参加していない。従って今回がリストプレイとDJプレイの両方を行える最初で最後の機会であった。

・リストプレイ「追憶:自分が好きになってきたもの 2014-17」

今回流したリストは次のリンクより

今回リストプレイとDJプレイで一貫させたテーマがある、「自分の辿ってきたインターネット歴を繋いでみる」というものである。

リストプレイはその前半、自分がインターネットに飛び込んでからVtuberを知るまでの4年間で出会ってきた事象を、4曲という縛りに合わせて各年から1つずつ楽曲に乗せて取り出してみた。
またタイムテーブルのトリ前で朝の5時頃に自分の出番があり、寝落ちしてる人も多く予想されたために自分の選曲を聴いてもらえるよう割と騒がしめな選曲を行った。

「ヘッドフォンアクター / じん」

2014年、自分がインターネットにのめりこんだきっかけはVOCALOIDであったが、とりわけ当初はカゲロウプロジェクトに傾倒していた。所謂「カゲプロ厨」であった。終わりの見えない小説を書き始めて創作人生を開始したのもカゲプロがきっかけだった。下記のリンクがその小説だが今は年数回ペースで気ままに更新している。
https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kadesan/

選曲理由は主に二つ。一つ目はインターネットに出会う前、自分とその周りの小さな世界しか知らなかった自分が耳元から聞こえる声につられるがまま箱庭の外=インターネットの広大な世界を知ったのとこの曲が一致している点。二つ目にこの曲の主人公であるカゲプロのキャラクター「榎本貴音」と自分は同じような持病、詳しく言えばどんな場所・状況であれ突発的に眠ってしまう病気を抱えているという点だ。
榎本貴音の病名については明言されていないが自分は検査の結果「ナルコレプシー」という睡眠障害を抱えている。ナルコレプシーは現代医学では完治させる手段が見つかっていない病気だ。まさかこの曲が好きだった自分が発症するなんて夢にも思わなかったが今もその病気を抱えて生きている。

「Classicns / いけがみ(10H)」

2015年、この年は鉄道音MAD(大変な途中下車シリーズ)を聴き漁っていた。またKONAMIの音ゲーを始めたのもこの年である。
この音MADの原曲である「Evans/DJ YOSHITAKA」はニコ動においても音ゲーマーにおいても有名な楽曲であり。また自分が今の社会情勢における自粛期間前に最後に都内に出かけたのがこの音MADの舞台である東急電鉄の多摩川線・池上線であった。

選曲理由は主に二つ。一つ目に前曲との繋がりとして動画中に走る人が出てくるということ。二つ目に事前に鉄道音MADを知らない友人に何曲か聞かせたときにブレーキのエア音が好評だったのでそれが効果的に使われている楽曲であるという点だ。

「Kinmosa Scramble! / 名残雪(Getsuren)」

2016年、この年はまんがタイムきららという漫画雑誌の作品、とりわけ「きんいろモザイク」の熱狂的なファンであった。またSEGAの音ゲーを始めたのもこの年である。
この音MADの原曲である「Oshama Scramble/t+pazolite」は自分がSEGAの音ゲー、特にmaimaiをプレイするにあたり初期から今に至るまで目標とし続けている曲である。

選曲理由は主に三つ。一つ目に前曲との繋がりとして「山手線」というワードが共に登場する点(前曲は乗換案内・この曲は山手線ゲーム)。二つ目に自分のペンネームの由来にもなった実籾本郷公園(千葉県習志野市)が動画内に登場している点。三つ目に自分がきんいろモザイクのファンイベの会場まで行ったとき、この動画の作者である名残雪が作成したフォント「きんいろサンセリフ」を使用した自分のオタク名刺を配っていたら奇遇にも名残雪から声を掛けられ名刺の交換を行った点だ。

また余談だが、名残雪が作成したきんいろ書体シリーズのフォントは次曲の投稿者であるをとはがVtuberの海月ねうとして活動していた頃に公開されたオリジナル曲「jelly girl」のサビなどでも使用されている。

「アンノウン・マザーグース -REMIX- / エハラミオリ・なゑせ」

2017年、この年はこの楽曲の原曲、「アンノウン・マザーグース/wowaka」の投稿、およびその原曲が収録されている初音ミク10周年記念アルバム「Re:Start」をきっかけに、一度離れていたVOCALOIDを再び追い始めた年である。

選曲理由は主に二つ。一つ目は前曲との繋がりとして先述の余談でも話したフォント繋がりがこの楽曲でもあり、冒頭のタイトル&クレジットで名残雪の「GNかな-きんいろサンセリフL」を使用している点。二つ目は2017年12月にこの楽曲のリミキサーであるエハラミオリ(旧名:grapefruit・じーえふ)をニコニコ動画のとある動画をきっかけに知った点である。エハラミオリとの出会いに関してはDJについての解説の最後で記述させていただく。

以上がリストプレイの4曲の解説になる。
翌日行われたDJについての解説はまた後日。

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