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9日目(最終日) 韓国バイク紀行 下関 大阪

9日目(最終日) 8月18日(日) 下関 大阪 586km

関釜フェリーの船内はそこそこ揺れた。酔はしなかったけれど。
なぜかあまり眠れない。2等客室で利用客は半分ぐらいだから両隣もおらず快適なはずなのに。気が昂っていたのか。単に歳のせいか。

車両の手続きはあれこれとあるも8時半にはターミナルを後にして中国自動車道下関ICへ。今日は日曜日で連休を終えて移動する人が多く、長丁場になると思った。朝食は下関の街ではとらず、高速に入って最初のサービスエリアでとることにした。

走り始めのときは山陽自動車道も中国自動車も渋滞は発生していない。今日はどうなるかわからないけれど、中国自動車で最後まで行くことにする。

気温は高いが山の中を走るせいかなんとか行ける。
高速に入ってすぐの王司SAでガソリンを満タンにして人間も肉うどんを腹に収めてエネルギーを充填する。

王司PAの肉うどん


中国自動車道は山陽道に比べ距離も長くカーブが多い。また工事区間が多く、一車線規制がかなり多かった。しかし走っている車の数が少ないので高速でスムーズに移動する。美しい中国山地の中のハイウェイなので本来なら気分は良い。

しかしすぐに暑くなった。中途半端な暑さではない。
普段はヘルメットのフェイスカバーを少しだけ開けると風が口のあたりから入っていい感じになるのだが、今日はだめだ。熱風が入って来る。カバーを締め切るほうがましだがそれはそれで顔と頭がゆだってくる。昨晩寝てないのと車が少なく道が単調なのでボーっとしてくるのは必然。これはまずいと意識的に休憩をとり、そのたびにトイレの手洗い場で頭と顔を水で冷やす。水やアルカリ性飲料をゴクゴク飲む。そうすると身体と頭がよみがえってくるが、ちっとも大阪が近づいてこない。
暑ささえなければ快適で気分の良いルートだと思うが今日に限っては灼熱と茹で地獄だ。

昼は塩気のあるものを食べなきゃと岡山県に入った大佐SAでみそ味の大佐ラーメンにする。

大佐ラーメン


一息つくも、そのあとも気の遠くなるような行程だった。
しつこいが暑くて暑くてさらに宝塚あたりの事故大渋滞にはまいったがそれでも600km弱をなんとか走りきって無事に家に戻ってこれた。

家に到着。お疲れさん。

旅を終えたという感慨。
ホッとする気持ちと寂しい気持ちの両方を覚えた。
ヒゲはずっと剃らずにいたのでワイルドな感じなってるかと期待したが全然そんなことになっていなくてちょっとがっかりした。

朝食 肉うどん 650円
昼食 大佐ラーメン 980円
夕食 自宅で適当

走行軌跡

全走行距離 3023km うち韓国国内は1853km 


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