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りばいばる#113 オランダのデリバリーお寿司 sushipoint

これは2017年12月26日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

オランダに来て思うのは、やはり日本は外食天国だということです。

しかしここ数年、オランダにも日本人オーナーのラーメン屋さんがいくつもオープンしたり、日本食材も簡単に手に入るようになり、日本食がかなり身近になって来ているのを実感しています。

オランダのスーパー最大手のアルバートハインでも寿司専用コーナーを設置する店舗が増えて来たと思います。

オランダに来る前は南大阪の妻の実家近くに3~4年住んだのですが、妻の実家のある国道沿いには広い駐車場を完備したマクドナルド、ケンタッキー、モスバーガー、餃子の王将、大阪王将、くら寿司、スシロー、かっぱ寿司、ビックリドンキー、ビッグボーイ、カレーのCoCo壱番屋、すき家、吉野家、やよい軒、丸亀製麺、ラーメンの天下一品はじめとしたラーメン屋多数、他にもお好み焼き系の大きな店舗や居酒屋、しゃぶしゃぶ、焼肉、天丼屋、とんかつ屋、ジョリーパスタ、フレンドリー、サイゼリア、ロイヤルホストにアイスクリームのサーティーワンまでありとあらゆる安くて美味しいファミレスやファーストフードチェーン店がひしめき建っていて、(もちろんガスト、デニーズ、ココスも国道沿いではないにせよ近隣に存在しています。)これを書いているだけで恋しくなって来てしまいますし、当時「もうどこも飽きた〜。食べるとこないわ~。」とほざいていたことを心の底から悔いたいと思います(笑)

オランダではこういった類いのお店は少なく、マクドやケンタッキーやバーガーキングは存在するものの、和洋中選べるファミレス的な店やファミリー向けの回転寿司なんかはほぼ皆無です。

子供から大人まで満足出来る、くら寿司やスシローのヘビーユーザーだった我が家がオランダに来てからちょくちょく利用するようになったのはデリバリーお寿司の「sushipoint

その筋に詳しい方からの情報ではイラン人オーナーが経営していて、2017年12月現在オランダ内に21店舗目が出来たらしいデリバリー寿司の専門店なのですが、オランダに来てから我が家はこのsushipointのヘビーユーザーとなり、誰かの誕生日や近所の日本人家族と集まった時、今回のクリスマスイブの夕食など要所要所は必ずsushipointをオーダーするようになりました。

くら寿司やスシローみたいに1皿2貫100円というわけにはいきませんが、オーソドックスなバラエティーパックみたいなメニューが29.5ユーロで、後はサーモン6貫とマグロ6貫のセットが17.5ユーロ。(2017年12月現在)

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子ども達が成長するにつれて食べる量が増えて行くのですが、今のところ我が家はこの組み合わせとプラスαで丁度良いぐらいです。

2021年現在、子ども達も成長し、食べる量が増えた為、出費もかさんで来ております。

にぎりはメインがサーモンとマグロで、後はえび、たまご、うなぎぐらいで、基本的にロールがメニューの中心です。

2貫で3.75ユーロ、日本円で約500円(レート:1ユーロ = 134円の場合)とめちゃ高なので、単品は超慎重に!頼み過ぎは要注意です(笑)

バラエティーパックは少しのにぎりときゅうりとサーモンの巻き寿司、それにエビフライ巻きやアボカドをふんだんに使ったロールから構成されているのですが、このオランダオリジナルロール!?が意外や意外に美味しくて、今ではすっかりsushipointのファンとなり、イベントの日はちょっとした贅沢をすることが我が家の暗黙のルールとなって来ました。

我々の住むデルフトの旧市街にもsushipointの店舗があって、直接持ち帰りをすれば宅配料が無料ですが、そもそも宅配料は2.5ユーロ程度なので、いつも時間指定をして持って来てもらいます。

前回10月の長女の誕生日にデルフトの店舗に初めて入ったのですが、すごい数の伝票が並んでおり、若い学生風の従業員が多数忙しく動き回っていました。

確か週末だったということもあり、注文しに来るお客さんが途切れることなくやって来ていました。
現地人にも人気があるのでしょう。ドンドン店舗数を増やしている印象です。

いつもお寿司の他にわさび入りの容器と大量の醤油、それにやけに胴の深い紙製の入れ物が一緒に届けられるのですが、醤油なんて5~6個ある容器1個の半分も使わないぐらいなので、注文する度にもったいないなあと思っていたのですが、少し前複数のオランダ人と一緒にsushipointを食べる機会があり、その理由が発覚しました。

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オランダ人は当然のごとくその胴の深い紙製の入れ物に醤油を全て注ぎ切り、にぎりやロールの寿司の全身を醤油にジャポンとディップして食べていたのです!

「うわ~!そんなに浸けたら醤油の味しかせえへんやん!」と心の中でツッコミましたが、これがオランダ式の寿司の食べ方なのでしょう。

我々日本人の様に平らな小皿に入れた醤油にネタを少しだけ漬けて食べるなんて物足りない!何でもたっぷりというのがオランダらしいのかもしれません。

そう言えば街中で売っているフリッツ(フライドポテト)もケチャップかマヨネーズびっちびちのだっくだくです。
味が濃くて飽きてくるので「ノーソース」が無難かもです。

知人の日本人夫婦の旦那様が寿司職人で、イギリスの寿司レストランでしばらく勤めて思ったことが「こいつらに寿司の味が分かってたまるか!」だったと仰っていたのを思い出しました(笑)

とにかくオランダではsushipointで充分な我が家です。

コロナで収入が激減してしまい、sushipointの利用頻度も分かりやすく減ってしまいました。

が、日本食デリバリーでコラボさせて頂いているライデンのTokyo Kitchenさんが頼めば寿司を握って下さり、sushipointと同じぐらいの額を出せば、寿司以外に唐揚げやハンバーグなど色々取り揃えたファミリーアラカルトメニューを作って下さるので、今後のイベント毎の時はTokyo Kitchenさんにお願いするようになりました。

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ボリューム満点!コスパもいいのでオススメです!

とさり気なく自分の宣伝にもなっちゃいましたw

オランダサポート_20201128

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ドライバーサービス_20201123

デリバリーサービス_20201123


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