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今年2024年、英語できない手に職もない6姉妹パパでお馴染み、私Tomo Murakamiは50歳になりました。

オランダ移住した2016年10月、42歳だった私は遂に50の大台に乗ったという訳です。

日本では60歳の還暦が長寿のお祝いとしてメジャーな印象ですが、オランダでは50歳になると男性はアブラハム、女性はサラと呼んで、親族や近しい友人を招いたり仕事先の同僚達と細やかなパーティーを催したりしてお祝いするのが慣習なのだとか。

50歳と言えば、自分が今の娘たちぐらいの年齢の時は途方も無く年上の印象で、子どもの頃自分が50歳を迎えるなんて全く想像出来ていませんでしたが、時は流れ、あの幼なかった私も50歳に到達し、何だか感慨深いものがあります。

たぶん4歳頃の私
2024年7月50歳になった私と6人の娘たち

20歳、30歳、40歳と10年毎に分かりやすい節目として都度背筋が伸びるような感覚でしたが、50歳は格別で、自己暗示にでもかかったのか、50歳を迎える数ヶ月前から少し感情が不安定になるという更年期障害のような症状が出たりして、ちょっとバタついてしまいましたが、今はすっかり落ち着いております。

がしかし、50歳を迎え、否応なしに顔やお腹の肉は重力の赴くまま弛みに弛み、これまで聞こえていた周波数や見えていた視界も明らかに狭まっているのを感じ、基本的に毎日行っている数分間だけのストレッチなんかも数年前と比べて圧倒的にキツく感じ、反射神経の衰えや、やれ足が痛いだの腰が痛いだのジジイ化の進行(侵攻?)は止める術もなく、事故やケガに繋がらないようなるべく慌てないようにと意識している今日この頃でございます。

50になったことで肉体以外の変化があったのは、今まではあまり考えないようにしていたと言っても過言ではない、老いて行く自分の残された時間をハッキリ意識し始めたことでした。

つまり「余命」

人生の大先輩の方々からすると「50の若造が何を分かった口をきいとんねん!」とお叱りを受けてしまいそうですが、自分の中で50という年齢はかなり特別な数字みたいです。

ついこないだまでは生活を豊かにする為、がむしゃらに仕事を生み出し、拡大し、お金をたくさん稼いだり、やり甲斐を感じるということに喜びや重点を置くような生き方を率先して来た...いえ、そうしなければいけないと信じてやって来たのですが、50になったことで今まで見えなかった丘の向こう側の景色が見えるようになった気がするのです。

爺ちゃん、婆ちゃんは元より、おじさんにおばさん、はたまた親など、自分自身の年齢が上がるに連れ必然的に寿命を全うしていく親族や知人も増え、否応なしに余命を意識せざるを得ない年齢を迎えています。

現在の世界の男性の健康寿命は72歳〜73歳程だそうで、日本の会社員の定年退職年齢は70歳程度に引き上げられたようですが、(2024年現在)もちろん個人差はあれど健康に過ごしていけるのは後20年程度なのであれば、必然的にこれまでのようにあれもこれもとガムシャラに手を出しているとあっと言う間に時間がなくなってしまうかもしれないということで、仕事はほどほどに自分や家族との時間を大切にしていこうという気持ちが更に強くなりました。

子ども達も上はもうすぐ15歳、下はもうすぐ4歳で、子育てはまだまだ続きますが、こちらが年を重ねれば子ども達も大人になって行くのも当然で、近い将来それぞれが独立していくと仮定すると、今の内になるべく家族全員揃って旅行へ行ったり、思い出作りも後悔のないようにしっかりやっていこうと考えております。

2024年の夏休み ROAD TRIP in EUROPE

とはいえ、そうは言っても勝手にお金が入って来るような仕組みを構築出来ている訳でもないので、ちゃんと宣伝して営業して仕事をがんばらないといけないことには変わらないのですが、仕事に忙殺されるようなことがないように、緩やかなペースでやって行けるに越したことはないなあと。

何をするか?よりも何をしないか?
目先のお金より時間を大切に。
取捨選択をよりシビアに判断していく年齢、その節目が50歳なのかなあと勝手に定義付けております。

ということで、50になった心境の変化のメモのようなブログではありますが、もうすぐちょっとしたサプライズニュースをお届け出来ると思いますので、50のお祝いのつもりで、まだの方は公式LINEや各SNS等のご登録&フォローをお願い出来ますと幸いですw

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そして、50歳記念として、娘たちの成長ぶりをお知らせするのも兼ねた企画動画をアップしましたので、そちらも併せてお楽しみ下さいw

何卒よろしくお願い申し上げます。

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