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りばいばる#116 暗過ぎる!?オランダの照明

これは2018年1月12日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

下見もせずネットで賃貸物件を決めて、いきなりオランダに降り立ち、契約した家に初めて足を踏み入れた時に驚いたのがリビングの電気の暗さでした。

広いリビングの天井の2箇所だけに電気が備え付けてあったのですが、どこのBARやねん!と思わせるぐらいのムードのある薄暗くて小さな赤電球で、前の住民の趣味であえてそうしているのかと思っていましたが、オランダの住居は大概薄暗い照明で、日本で真っ白いLEDや蛍光灯が当たり前だと思っていた僕としては、かなりカルチャーショックでした。

初期にもっと明るい照明を買いにIKEAに行きましたが、「Warm white」と記載されている、オレンジ色の電気、いわゆる日本で言う裸電球しかなく、しゃーなしでオレンジ色の大きめの電球を購入して1年以上それで過ごしていました。

ちなみにオランダの住居の電球部分は、日本の様にワンタッチにはなっておらず、最初に建築業者か、住んだ住人か、家主が設定したと思われる天井の電気の場所に穴が開けてあり、そこから銅線が2~3本垂れ下がっていて、そこに買って来た電球をつなぐのですが、電球の部品の形状に合わせて天井に電動ドリルでネジ穴を開け、そこにネジ回しの受ける為の部品などを埋め込んで、電球の支えとなる部分をネジで留めてあったり、あまり目立たないのをいいことに穴が開いたままの状態で電球がぶら下がっている状態が主流のようです。(最新の住宅事情は分かりかねますが。)

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そもそも家の床板や壁紙を自分でカスタマイズする文化なので、自分のお気に入りの家具などに合わせて、壁や天井に電動ドリルで穴を開けるのが普通で、近所で引越しがあるとよく電動ドリルの音が響き渡っています。

もう慣れましたが、風呂場のタイル壁に前の住人のネジ穴がそのまま残っていて、ちょっと気になっていました。

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学校や役所やオフィスや駐車場などは白い蛍光灯が設置されていて充分明るいのですが、家では基本オレンジ電球で薄暗く、西洋人は目の色素が薄いので明るいのが苦手でそうしているとのことでした。

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以前家に来たオランダ人に、日本では家でも明々と白い電気が当たり前やでと教えるとめちゃくちゃビックリしていました。

とにかく夜になるとオレンジ電球だと明るさが物足りなくて、三女が目の検査で引っかかったり、子供等がケガした患部の色が白だと思っていたら実際は黄色だったりと、何かと弊害が多くなって来ていたので、前から目を付けていた「Cool white」と記載された電球をGAMMAというホームセンターで思い切って購入し(54.95ユーロでした。)リビングに取り付けたら見違える程明るくなったので、もう一つ購入して天井の穴から出ている銅線が短過ぎるのと格闘しつつ、どうにか新しい穴を開けずに紐で支えたりしながら2台設置してリビングに快適な白い灯りを手に入れました。

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白い電球はオランダではほとんど売っていないようなので、今日はそんなご報告でした。

快適な白い灯りと言ったものの、明るさは全然もの足りていませんw
冬など特に灯りが足りないと感じるのですが、もうそれにも慣れて来ましたが、この照明を買ってから随分経つので、この照明が切れたらもっと明るいCool Whiteがないか?ネットで探そうと思いますw

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