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りばいばる#046 オランダのクリスマスと年末

これは2016年12月31日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

早くも年の瀬ですが、我が家はオランダで初めての年越しです。
と言ってもこちらには親戚も友人もいないので家族6人、ほぼ家の中です。

子供達は日本同様12/23から1/8までが冬休みで、毎日暇そうなので一緒にレゴで遊んだり、かくれんぼをしたり、TVゲームをしたり、Youtubeを見たり、絵本を読んだり、自転車の練習をしたり、室内遊戯場に連れて行ったり、まだまだ仕事があるわけではない僕は絶賛家事&子育て中です。

基本的にはほとんど家にいるので、クリスマスの雰囲気を味わうのは近くのスーパー等に買い出しに行く時ぐらいなのですが、11月のシンタクラースほどの盛り上がりは感じなかったものの、街中はシンタクラースが終わるとすぐクリスマスの飾り付けを行っていた印象でした。

12/24は早く店じまいして25日は休み、26日は遅く開けるなんていうパターンの店が多いように感じました。

長女と次女の小学校にサンタクロースは来なかったので、オランダではサンタさんよりシンタさんの方が存在が大きいのかな?と解釈しました。

シンタクラースが絶対的ですw

面白いなと思ったのは12/21の夕方17:30から学校に再集合して校庭で輪になって生徒達がクリスマスソングを簡単な振り付けをしながらアカペラで歌い、その後各教室でクリスマスディナーをみんなで食べるというのが毎年の恒例行事だそうで、男の子は小さなタキシードっぽい姿だったり、女の子はイヤリングやドレスを着て来たりといわゆる海外のホームパーティーの小学校版みたいな感じです。

うちの長女と次女もいっちょまえにマニキュアを塗ってある程度のおめかしで臨みました。

各保護者が指定された料理を担当し学校に提供するのですが、妻はフルーツサラダ担当だったので前日からキッチンで奮闘していました。

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教室は電気を消してキャンドルのオレンジの灯りの中で子供達がワイワイと食事を楽しみます。
およそ1時間程でクリスマスディナーは終了し、子供達は自分達で作ったクリスマスキャンドルを持って帰ります。
夜に学校に集まるという珍しい体験は子供達にとってはまた特別な思い出になるのかもしれません。

クリスマスディナーはやめてクリスマスブレックファーストを予定していたのですが、残念ながら今年はコロナでイベント関係は軒並み中止となってしまいました。

ちなみに翌日は冬休み前の最終登校日でしたが、終業式みたいなものはなくて、各々家から好きなおもちゃを学校に持って行って、1日中子供達だけで遊び、先生達はひたすら学校の片付けを行う日だったようです。

日本ではクリスマスは恋人たちのイメージですが、海外は家族と過ごすのがクリスマスで、ニューイヤーが恋人たちの時間の様です。

日本の様なお正月はなく、年越しの瞬間にそこら中で花火が上がり、1/2からはすぐ正常な日々が始まるイメージの様です。

今年はもちろん花火も中止となってしまいましたが、既に買ってしまった花火を消化しているのか、時々町中で爆発音が聞こえますw

そう言えば本日12/31に、借りてる家のオーナー、すなわち大家さんが訪ねて来て初めて顔合わせすることになっています。本当は12/28にいらっしゃるはずだったのですが、遅くなったとかで31日になりました。大晦日に来るなんて!と思いましたが、ここでも文化の違いですね。

ということで、オランダに来て約2ヶ月。来年が正念場ですので、引き続きがんばっていきたいと思います!

今年はありがとうございました。また来年2017年もよろしくお願い致します。

あれから4年、2020年末となりました。
今年は歴史的にとんでもない1年となり、来年もどうなるか予測できず、日毎にルールが変わり、正に正解のない世界になったと思います。

今後どうなってしまうのか?経済的に心配な面などもちろんありますが、悲観的にならず、歴史上のこんな時に居合わせる貴重な体験とポジティブに捉え、家族一丸となって乗り越えて行きたいと思います。

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