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半貴石と戯れる〜パワーストーンのパワーってナニ?

貴石とは、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー…いわゆる宝石と呼ばれる希少な美しい石のこと。

半貴石とは、貴石以外の美しい石たち。
貴石ほど希少ではなくともみんなそれぞれ美しい。
いわゆるパワーストーンと言われる石も確か半貴石にあたるんだったと思う。

パワーと言うならダイヤモンドとか貴石の方が遥かにパワーがあるんじゃないのかな。

パワーストーンに関しては猫と同じくらい私を支えてくれた特別なものなので語ることがありすぎてうまくまとめられるかわからないけど、できるだけみんなと違う視点から面白い話が出来たらいいなと。
猫に関しては、どこかから手を付けたらいいのか…もう少し練っていつかうまくまとめられるかな。



石…とても不思議なのだけど地球のエネルギーを内包する器みたいなものなのだろうか。
それとも石が地球のエネルギーを作り出しているのだろうか。

強いパワーを持つ石は御神体として祀られるほど。
時には妖怪や悪霊や念などを閉じ込めたることができたり。

ただの塊ではないのだ。

磁石のように強い作用のあるものはもちろん、いわゆるパワーストーンと呼ばれる石からも実際に波動とかエネルギーとか言われるものがちゃんと出ている。
石はだいたいパワーを持っていると思うからパワーストーンって言い方私は違和感があるんだよね。
売るためにつけられた名前なんだろうけどさ。

いわゆる金運アップとか恋愛運アップとかいう怪しい触れ込みのせいでインチキっぽいけど相性が合えばきちんと作用するはずなのだ。
ただ多くの人が勘違いしていると思うんだけど、魔法みたいに無から幸せや運を呼び寄せる訳では無い。
自分の持ってるチカラを底上げしてくれるというか、実力の1.5倍とか2倍とか…体内を駆け巡って自分のエネルギーがスムーズに回るように後押ししてくれる感じだろうか。

何もせずに宝くじが当るとかいきなりイケメンに告白されるとかそんなミラクルは滅多に起きないと思う。
努力して頑張って更にもう一押し欲しい時に活躍するアイテムなのだと思っている。

石にも個性があってエネルギーのカタチはそれぞれ。
優しいエネルギーだったり重いエネルギーだったり。
強かったり細やかだったり。
なのでどんな石がオススメかは持つ人のエネルギーによって違う。
相性があるというのはそういうこと。
意味で選んでも相性が悪ければパワーが生かされないのだ。



『石酔い』『石あたり』という言葉を聞いたことありますか?
石から出る波動が合わなかったり強すぎたりすると身体に不調が出る現象。
実際それくらい強いパワーを出している。

ただエネルギーは移動するので他に移ってしまったり、霧散して減ってしまったり、いろんな人の手を介すことで吸われてしまったりしてほとんど空っぽのパワーストーンもある。
でもまた復活させる方法もある。



私はいろんなエネルギーを感じやすい体質なのだけど、もちろんパワーストーンでも面白い体験をちょこちょこしている。



実際に一番強烈にエネルギーを感じた、本当に何か出ていると確信した不思議な体験話。



まだ私がパワーストーンに興味を示し始めた頃の話なのだけど、パワーストーンのお手入れに水晶のクラスター(原石の結晶)が必要だと知って石屋さんに探しに行った。
水晶のクラスターは石を上に乗せておくだけで石の浄化とエネルギーの補充が出来る便利アイテムだ。
ついでに部屋の浄化もしてくれるスグレモノ。

早速石屋の店員さんに尋ねて数千円のお手頃価格で小振りの水晶を部屋に置いてみたのだが…。

…ムムムム
…ズズズズ

圧が凄い。

圧が凄すぎる。


置いてある側の皮膚がザワザワムズムズするのだ。

実際は眩しくはないのだけど凄く眩しく感じて、まるでライトに照らされている犯人の気分。

『ごめんなさい!』『許してください!』と叫びたくなるほど。

めちゃめちゃ神々しいのだ。


何が起きているのか分からなくて、怖すぎるのでとりあえず蓋の付いたカゴに収納してみた。

少しパワーが漏れるくらいにして徐々に慣れていくことに。
実際一週間位だっただろうか、だんだん馴染んできて外に出しておいても平気になった。

何年もたった今ではほぼ何も感じず。
何度も落っことして欠けてしまったりしたけど現役で頑張ってもらっているがまだパワーがあるのかは慣れてしまってあまりわからない。
ただ手を近づけると冷蔵庫の冷気みたいなヒヤーっとした波動はほんのり感じるかな。
少なくとも太陽のパワーを増幅させる効果はあると思う。
その水晶さんの影響なのか相性なのか他の水晶は特に何か神々しさを感じたことはないんだよね。

あれは本当にビックリした。



もう一つの不思議体験はタイガーアイだ。
まだ自分に合う石がよくわかっていなかった頃、仕事運アップという理由だけで小さなタイガーアイのネックレスを購入したのだ。
未熟だったあの頃。

早速仕事につけていったのだが…。
これが何だか不快で着けていられないのだ。
仕事場に向かう途中の運転中にもう既に耐えられなかった。
どんな感覚と言えばいいのか。

『…ぅあー!もう!あっち行って!』
って感じで、とにかくうっとおしかった。

タイガーアイは男性に人気の石なのだけど、まさに男性的な押しが強い感じで私には全く合わなかった。

男らしさ、男性性をアップさせたい人にはぜひオススメの一品である。
でもたぶんタイガーアイを着けている男性とは私は仲良く出来ないだろうな。
絶対波長が合わない気がする。



もう一つ印象深い不思議体験はアメジスト。
別名紫水晶。
濃い紫色の手に収まるくらいの小さなクラスター。
私はとってもあのアメジストの色が好きなんだよね。
シトリンっていう黄色い水晶と混ざったバイカラーのアメトリンとか珍しいグリーンのアメジストも凄くキレイだと思う。


ある時、瞑想の時に石を握って行うといいとなにかで読んだのでアメジストで早速実践してみることにした。

…コポポポポ

何故か深い湖の底に沈んで静かに佇んでいる映像が視えた。
とにかくとってもキレイだった。
しかも何故か何度やっても毎回感じるのは同じ水中。
キラキラ光が射して空気の粒がゆらゆら上にのぼっていくのをずっと眺めていた。
石の記憶なら地中なはずなのに不思議。
その上いつも物凄く甘い果物のような花のようなとってもいい香りがするのだ。
その香りはアメジストを見つめているといつも鼻の奥に広がってくる。
他の石では体験したことはない。

ある日、藤の花を見に行ったときの出来事。
満開の藤棚の下を潜って行くと、なんとあのアメジストと同じあの甘い香りが!
一体何故。
小さい頃に藤を見によく連れて行ってもらった覚えはあるのだけど花の香りの記憶は全くなかった。
きっとアメジストのあの紫色の光が脳内の藤棚の記憶と結びついて引き出されたのだろう。

めちゃめちゃビックリした。
まさか藤の香りだったとは。



よくネットで『パワーストーンのブレスレットを付けてる人はちょっとヤバい人』と小バカにした感じで言われているのを目にするので何年も身に着けられない時期があった。

でも最近は開き直って、自分は確かにある意味ヤバい人だし(実際この話を書いた後読み返したら私大丈夫かなって思ったよ)、そもそもアクセサリーとして石がキレイだから着けている部分が大きいのだし時々視線を感じるけど気にしなーい、と思うことにした。
だけどこの間病院の受付のお姉さんに物凄く凝視されてさすがにちょっと心が折れそうだった。
凄くキレイなのにな。
カワイイのにな。
かなしいな。


怪しい占い師さんとか変な宗教の人とか高額で売るのやめてほしいなー。
自分で選ばないと意味ないのになー。
『私のパワーを込めました』とか、他人のエネルギーとか取り込んで大丈夫なのかなー。

(信頼している占い師さんに自分に必要な石を選んでもらって納得できる値段なら何も問題ないと思う。
大切にしてくださいね。
できればアフターケア・メンテナンスまでして下さる方だと良いんだけど、せめて購入後の扱い方を教えてもらってね。
他人のエネルギーはどんな思いが込められているかによるので…
ほとんどの善良な占い師さんへの風評被害お気の毒だわ)

と思ったりする。
切実に。

実際に手にとってキレイだなと感じたり触ってみて質感が気に入った石が相性のいい石だと思うよ。
石の意味じゃなくて自分に似合うと思った石を選ぼう。
直感が大事だよ。
値段とパワーの強さは比例しないよ。




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