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アンティミテ

1889年頃、ウジェーヌ、カリエールが描いた
「アンティミテ」。

親密な(アンティミテ)子供の肖像が描かれるのは、主として近代以降のこと。また19世紀終わりになると、個性的な絵画様式や美学に即した表現を追求する画家たちが現れる。カリエールもその1人。

本作は、妻と2人の娘をモデルにした作品。
カリエール特有のセピア色のもやがかった表現。

日常のありふれた光景が、母子の心の絆という普遍的テーマにまで還元されている。

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