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エミール・ゾラの肖像

1868年、エドゥアール・マネが描いた
「エミール・ゾラの肖像」。

日本が初めて正式に参加し、ジャポニスム(外国人が日本の美術を愛好し収集すること)の契機にもなったと言われる「第2回パリ万博」翌年に描かれた作品。

自作の「オランピア」の複製、ベラスケスの「バッカスの勝利」の銅版画にならんで、江戸相撲の力士「大鳴門灘右エ門」が描かれ、屏風も飾られている。

マネは早くから浮世絵に刺激を受け、自身の作品にもその特徴を取り入れており、当時は酷評されることも多かった。
このとき浮世絵の影響をよく消化していると評価をしてくれたのが、小説家のエミール・ゾラであった。


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