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運命の車輪

1875~1883年頃、エドワード・バーン=ジョーンズが描いた
「運命の車輪」。

車輪を回す運命の女神と、それに翻弄される人間。

足かせのついた奴隷、その奴隷に踏みつけられる王、詩人が描かれている。

運命を司る女神が車輪を回すというテーマは、中世より度々描かれた。
この絵は巨大な車輪が画面を縦に横切る構図が新しいと反響を呼んだ作品。

バーン=ジョーンズは、ミケランジェロの作品を熱心に模写するなど、自力でデッサン力を高めた画家。

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