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本気のハロウィンパーティー@フォルケホイスコーレ

日本でもハロウィンが大きなイベントになりつつありますね。私が在籍した学校でも1ヶ月くらい前にハロウィンパーティーをするよ!というアナウンスがありました。しかし私にはハロウィンと言えば仮装?程度のイメージしかありませんでした。周囲を見渡しても1週間前になっても仮装の準備をしていそうにもないし、そんなに力が入っていないイベントなのかな?油断していました。

蓋を開けてみますとそれは大きな間違い。参加している人はほぼ全員が自分に似合う仮装に全力でした!一人ずつの写真をここでお見せできないのが残念。特にデンマーク人の仮装は、各自の顔立ちや雰囲気にぴったりの仮装を選んでいます。1週間前には「何も考えていない」「準備していない」と言っていた人たちなのに信じられません!
彫りが深い顔の人がドラキュラやフランケンシュタインをすると本当に怖いです。背が高い女子が包帯を巻きつけたミイラの格好をしてるのも圧巻でした。ハリーポッターのアメリカ人もよく似合ってましたし、3人も魔女の宅急便のキキがいて、よく見ると日本人「男子」だったのも面白かったです。

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衣装にお金をかけているか?というとそうではなく、セカンドハンドショップ(リサイクルショップ)に出かけて行って数百円で調達したり。「癖毛をストレートヘアにしたいので、ヘアアイロンを持っている人はいないか」と聞いたりと助け合いは健在です。

衣装だけではなくメイクに力を入れていて、大変身している人もいます。
でもどこかその人らしさが残っている仮装で、キャラの選び方がうまいなぁと唸りました。

私はと言いますと、誰も準備してなさそうだけど、何かを作ろうと毎週木曜日のクリエイティブクラスの時間を活用して、カボチャの被り物を作りました。Youtubeで作り方を見つけて、材料は学校にあるものを使わせてもらいました。すごく可愛いといろんな人に褒めてもらい大満足でした。軸が長いかも、とアドバイスをもらって短くしたり。

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ハロウィンの前には、カボチャのランタンを作るアクティビティを企画してくれる人もいて、玄関に飾られていました。がっつり参加するのもよし、雰囲気だけ楽しむのもよし。その自由さはありがたいです。

いろいろな仮装をしても結局はパーティということで、最後はお酒を飲んで踊るいつものパーティーになっていました。

↓パーティー会場の飾り付けも面白かったです。(クモが怖いです)

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今回私はとても不思議な感覚に囚われました。
人からどう思われるか?よりも自分の心地よさを大事にするのがデンマーク人の特徴だと思っています。それなのに、人から自分がどう見えているかをよくわかって自分に似合う仮装を選ぶのが上手なのはなぜなのか?

日本でありがちの「他人との関係性で自分を定義する」よりも、自分にフォーカスをおいた方が自分自身への理解が深まるのでしょうか?他人からどう見えるかを意外と気にする私は、この仮装パーティーに乗り切れなかったので余計にそう思いました。

もし機会があれば、人目を気にせず自分に似合う仮装を考えて、楽しみながら準備してみたいなぁと思いました。

#デンマーク #フォルケホイスコーレ #ハロウィンパーティー #仮装 #自分にフォーカス  

1. そんな!いいんですか!? 嬉しいです!! フォルケホイスコーレ作りのための勉強に使わせていただきます♪