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熱中症のアレコレ

残暑厳しい中、みなさま如何お過ごしでしょうか?
こちらのたべるば公式NOTE基本的には月2回、第一・第三木曜日が更新日となっているのですが、8月はスケジュール通りの更新が出来ませんでした。
なぜか?
タイトルから予想して下さった方もいるかと思いますが、そうです。
丁稚、まさかの熱中症で倒れておりました。

というわけで、せっかくなので(?)こちらに
わたくし、こと、丁稚のハニー熱中症体験をまとめていきたいと思います。

①前提
そもそも、丁稚は甲状腺が片方無いためやや体温管理に難がある体質です。
そのため、冬は人一倍寒く、夏は人一倍暑い。
また、十代の頃から「夏は夕方になると頭痛がするけど、シャワー浴びると治る。なんでだろう~♪」とのほほんと思っていたのだが、たぶんこれ、熱中症でした。
という訳で、どうやら丁稚は人様より若干熱中症になりやすい体質らしい。
なお、丁稚の居住地ですが、都内(たべるばの拠点は東京都足立区にあります)では無く、北関東の外れの、避暑地」と言われるエリアです。
ゆえに、この夏も35度以上になることはほぼ無く(数回あった程度)、他の地域よりも大分過ごしやすい気候ではありました。

②熱中症発症まで
熱中症発症からさかのぼること一週間、
そのころから
1)気絶するように、急に寝る(昼夜問わず)
2)体力が著しく低下している自覚があった
3)頭痛が増え、シャワー浴びても治らないことも多くなる
4)日常の家事しかしていないのに、大量の汗をかく
5)不眠症が悪化し、夜まとまった睡眠時間が取れない等、「いつもの自分とは違うな?」と思うようなことが増えました。
ただ、ちょうどその頃から子どもの夏休みが始まっていたため、慌ただしさにかまけてしまい、深く考えることもなく日常を送っていました。

②熱中症発症当日
朝、いつものように洗濯物を干した直後に怠くなってしまい、午前中にも関わらず倒れるように寝てしまう。
1時間くらいして起きたのですが、物凄く頭が痛い!
頭痛薬を飲み、家事育児をしながら午前中を過ごす。
昼食後、再度昼寝(ほぼ気絶)。
夕方前から娘の習い事があったためなんとか起きたものの、頭痛と吐き気でフラフラに。
帰宅後、布団に倒れ込む。
OS-1がとても美味しい。
2時間が過ぎる頃には頭痛だけでなく、とにかく体の節々がめちゃくちゃ痛くなっていた。
体温も39度近くまで上がっており、家族に頼んで病院へ。
(この間、記憶は無いのだけど、人生2回目の過呼吸をおこしたらしい。)
病院についたものの、ご時世的にまずはPCR検査へ。
陰性確定後、診察となったのだけど、症状が「意識障害、酷い頭痛、高熱」だったため、念の為にと髄膜炎疑いで髄膜検査をうけることに…
40歳にして絶叫するほど痛かったのだけど、先生が専門外だったせいもあり、髄液は採れず。
症状がひどいので、結局そのまま一泊入院して点滴を受け続けることになりました。

③翌日
退院後、前日の先生に繋いで頂いた頭痛の専門外来のある大きな病院へ直行することに。
諸々検査して頂き、髄膜炎の可能性は低いこと、一方、熱中症により偏頭痛持ちになってしまったことが確定。
とりあえず、発作時に飲むお薬を処方して頂き、しばらく通うことに。
(通院とお薬は一ヶ月経った今も続いています…)

④発症から一週間
1)外に出られない
2)運転出来ない(急に眠気がくるため)
3)背中が痛くて熟睡できない(髄液検査由来)
4)体がのばせない(同上)
5)日に当たるとすぐ頭痛がする
6)集中してなにかをすることが不可能
などの症状が強く、基本的に布団で寝て過ごしていました。
夏休みなのに娘と遊んであげることができず、特別保育にお願いすることに…
個人的には、娘の夏祭り&浴衣デビューを見逃したことが本当に悲しかったです。

⑤現在(発症から約一ヶ月)
1)洗濯物干しなどはできるようになった
2)低下した体力は戻らず
3) 悪化した不眠症も治らず
4)運転は徐々に再開
5)外遊びやプール遊びは未だ出来ず
というわけで、7割程度は回復したものの、QOLがかなり下がっているのが現状です。また、イベントごとがあると、次の日一日使い物にならなくなるのも生活に地味に影響があるように感じています。

以上、熱中症の症状と経過まとめでした!
自分がなってみてとにかく驚いたのは、
「治る、までの時間が長い!」
ほぼ一ヶ月たった今でも怠さや頭痛は続いています。
その他、地味にキツいのが。
熱=頭痛の図式が出来てしまったことにより、洗髪後にドライヤーが使えない!
これは本当にQOLが落ちました。
一方で、これは完全にわたし個人の場合ですが
「とにかく体に熱を当てない」
「睡眠時間が短いとリスクが上がる」
ことがポイントだということが解かってきたので、最近は日傘/女優帽/アームカバーを使用し、特に首と足裏を冷やすことで少しづつ体調が落ち着いてきました。

まだまだ残暑厳しい中、みなさまもどうぞお気を付けください。
個人的には「倒れる」前の「不調」段階での休息や冷却が一番の要だと思っています。
また、身近に熱中症発症者が居た場合、「回復には時間がかかる」ということを知って頂けると幸いです。
特に体力に関しては、かかる前の半分くらいになっていると思って頂ければ幸いです。

熱中症に限らず、どんな病気や不調も「完治」=「以前と同じ」ではありません。
罹患者も周囲の人も、「回復」まで気長に待つことこそ、一番のお薬だと知って頂ければ幸いです。


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