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掃除を学ぶことは生きていくテクニックとなる

大風呂敷を広げるタイトルにしましたが…

掃除と言えば、今までは「お母さんがやってくれる家事」というイメージが強いものでした。
それが、最近では楽に他人にお任せすることができるようになりましたし、そもそも私がその「お任せされる人」です。お仕事を頂けてありがたいことだと思います。私は仕事がほしいし、私(を始めとする清掃業者)に掃除を回してもらうことで世のお母さんたちが楽になるのならwin-winですよね。皆様、どんどん自宅の掃除をこちらに回してください(笑)

ただ、その一方で、やっぱりみんな最低限の掃除の技術は身に着けた方がいいとも思うのです。

以前大手の清掃会社に勤めていたとき、「お風呂の排水溝が詰まってしまってリフォームを検討している」という方から、掃除の依頼があったことがありまして。
お伺いしてみますと、たしかにお風呂の排水溝が詰まっている。風呂の排水ができないというのは確かに死活問題ですので、リフォームしかないよな…となるのも理解できる。
…ですが。よくよく聞いてみると、「排水溝の掃除の仕方がわからなくて10年間掃除をしたことがない」とのこと。そりゃ詰まりますわ。

で、話は端折りますが、掃除のおかげで排水溝の詰まりを取り除くことができ、結果的にリフォームはしなくて済むことになりました。
が、逆に言えば、掃除の仕方を知らないばかりに、余分に200万支払うところだったのです。

「どうして掃除しなかったんだよ…」というのは簡単ですが、今の時代、自宅の備品の掃除の仕方をどれほどの人が詳しく知っているでしょうか。
現在私は家事代行業に従事しており、いろんなお宅のお掃除をしていますが、各ご家庭で使っている器具が違うので、操作法も違えば掃除の仕方も違ってきます。日々勉強できて私は良いのですが、実際に使っている人にとっては「使いこなせていない」モノが多いようです。

今、ちょうど引っ越しシーズンですね。
新居に引っ越した時、各種の手続きやお店巡りで忙しいとは思うのですが、まずは清掃業者を雇って「掃除の仕方」をレクチャーしてもらう。そういう時代になっているのかもしれません。



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