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便利さの裏側に~大量のダンボールと格闘した一日

家に居ながら指一本で何でも発注できる時代になりました。人に会わずに望んだものが簡単に目の前に届く。かつて、人はこれを近未来と呼んだのかもしれません。便利なものですね。

しかしですよ。
今日の仕事、部屋に山ほどたまった大量のダンボールを畳んで捨てるというお仕事でした。
おそらくお家の方も、「頼んだら何でも届くから楽」と思ってご利用なのでしょう。ましてやコロナ禍、なるべく不要不急の外出は避けねばなりませんしね。
しかし。しかし。

畳めど畳めど終わらないダンボールの山。それをひたすら紐で縛っていく重労働。さらにはそれをマンションの上層階からマンション地下のダンボール置き場まで何度もピストン輸送。
あたしのか弱いお手々は紐が食い込んで千切れちゃいそうよ…( ノД`)シクシク…

この前は別のお客様から「ダンボール畳むのめっちゃうまいですね!?」と褒められちゃいましたよ。そのうち特技欄に書けそう。

こちらのお客様は私を雇ってくださったのでこの段ボール地獄からは解放されていますが、誰かを雇わなかったらこの作業はご自分でやるしかないんだよなぁ…と思うと、「これって便利なの? どうなの?」と思わなくもありません。

先日読んだこちらの本。
便利なサービスが生み出され、便利家電も続々と発売されているのに、どうしてお母さんだけは忙しくなるのか。そんな話を超真面目に論じた学術論文です。

商品を買いに行く手間は省ける、しかし届いた後の組み立ては自分、ゴミの処理も自分。そんな話。
とはいえ、そこにつけこんで仕事をいただいている身としては、それもそれで…(汗)

便利さってなんだろうなぁ。



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