薬木 八緒

日々思ったことをつぶやいたり、文を書いたりしています。 北海道在住。 宜しくお願いしま…

薬木 八緒

日々思ったことをつぶやいたり、文を書いたりしています。 北海道在住。 宜しくお願いします。

最近の記事

私自身であるために

私は私を大切にする ようやく気づいた 不条理なことには腹を立ててもいいのだ 嬉しかったら微笑んでいいのだ あの時「あの選択肢」を選ばなかったら 私は私でなくなっていた おそらく自らの存在すら消していた だから、私は私を大切にする 私として生きていくために 残りの人生を自分であり続けよう

    • かぞえるということ~わたしのもちもの~

      コーヒーの香りがする。 私には懐かしい人の姿を見ることの出来る目がある。 私にはお気に入りの曲を聴くことの出来る耳がある。 私には美味しい料理をつくることの出来る手がある。 今まで味わったいろんな感情。 つらいことも悲しいことも、切ないことも楽しいことも嬉しいことも。 今、この瞬間の為に。 言葉にしてみる。 気づいた。 私は自由なのだ。

      • 背中

        「こんなに愛されていてあなたは幸せ者よ。」彼女がほほ笑む。彼女とはバイト先で知り合った。 つきあいだすと彼女は嫉妬深い一面を見せ始めた。 「ねぇ、さっきのひと誰?」 誰のことだ? 「・・・綺麗なひとね。もしかして前の彼女?」 ちがうよ。ただ、道をきかれただけだ。 「私がさっきのひとならなら、あなたのことほおっておかないな」 何でそうなるんだ...バイト先でもこんな調子だ。 「あたしはあなたのもの。あなたはあたしのもの。」 愛おしさは既に無くなっていた。 よ

      私自身であるために