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私という人間 エピソード2

私に韓国人だと言った先生は かなり韓国が好きなようで ついには韓国人の私達を集めて韓国の勉強をすると言い出した。 私の同級生には韓国人がけっこういたが 何も全員が韓国人ではない。どちらかの親が日本人という子もいる。自分の子どもに韓国人だと知らせることを嫌う親もいるし 差別の強い時代だから 子供が差別を受けないように親が守りに入るのは当たり前

私も親に外では韓国語を使わないように言われてた。 子供だったから具体的に〇〇の言葉は外では使うなと言われてた。

4-5人が参加していたかな?みんな女の子ばっかり まずは 韓国語からはじまり年に1度の歌舞団という舞台も見に行かされていた。本音を言えば嫌だった。だけど 私は 『嫌だ!』が言えない! すごく気の使う性格でそんなことをいったら相手が傷つくのではないかと思ってしまう。言われたらNO!と言えない人間だった。

勉強会も やがて一人 二人と減っていき最後には 私一人が参加していた。そして勉強会はなくなった。

勉強会は途中でなくなったが 歌舞団は6年間見続けることになった。私には正直なんの魅力も興味もなかった。

なんで私だけこんなことしてるんだろう

と思っていた。

行くのが嫌だと言えなかっただけだった。

そして 先生との付き合いが6年間続くという結果を生んだ。

ただ 役には立たないがほんの少し学べたことは良かったのかもしれない。


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はにーびー
最後まで読んでいただきありがとうございます。うれしいです。