マガジンのカバー画像

背中にあたる掌の温度

33
自分のためのそれ。
運営しているクリエイター

#背中にあたる掌の温度

007.森の魚

夜の闇に泳ぐ魚は 星を食すと僕は唄う けれども大丈夫 シャコ貝がまばらに 真珠を空に放つわ…

006.たしかなもの

昨夜は沖縄で知り合った友人の送別会で いつもの珈琲屋さんに行った。 彼女はご家族の都合で…

005.好きなひとの好きなところ

「地元が沖縄って、超いいよね」 なんて 関東に住んでいたときにはよく言われた。 「やっぱ…

004. あたらしい自分との関わり方

少し前、姉が結納代わりの食事会をすると沖縄に帰ってきたとき ネイリストの彼女は嬉々として…

003.ここじゃないどこか

「ここじゃないどこか」へ、行きたかった。 訳じゃなかった。 いつだって自分の居場所は選べ…

002. 悔しいけれど、愛されてた。

姪っ子たちが遊びに来ている。 もうすぐ7歳と4歳のふたりは、どこか小さな頃のわたしに似て…

001. 背中にあたる掌の温度 2019.冬〜

実家でこの文章を書いています。 2019年のお正月。大好きな沖縄の実家。 12月31日というまさかの大晦日その日に帰省して、ほっと一息ついて。 書き上げる予定をちょっとずらしつつも、健やかな気持ちでこの日記を書いています。 なんだかわたしらしくて、先にきちんと初日のそれを書き上げた友達に申し訳無さを感じることもなく いけしゃあしゃあとこの文章を打ち込んでいます。笑 許せ、友よ、これが沖縄たいむだ。 お久しぶりです、の方も。はじめまして、の方も。 こんにちは。「なりか」と申し