スケソの油漬け
私の好物の一つ、スケソの油漬け
母が積丹方面出身でわりと小さい時から食べてたんだけど(健康に悪いので何切れまでね、と制限はかけられてた)しばらく棒干しが手に入らなくて食べられなかった
久しぶりに手に入って作ったらやっぱり最高だったので作り方を私の備忘録的な感じで残しておく
用意するもの
·スケソウダラの棒干し
積丹干し、寒風干し、とかでも出てくる
·サラダ油
·しょう油
·味の素
棒干しは名前の通り棒のように硬いのでコンクリとかの上でトンカチで叩く必要がある
最近はこの処理がしてるものも売ってるから確認してから買うこと
作り方
①スケソウダラの皮を剥いて食べやすい大きさにする
骨も気にならない程度にちゃんと取る
ある程度手で割いたら鋏で切るのが良い
②ボウルにサラダ油、しょう油、味の素を適当にいれる
③ ②の中に①を入れて混ぜる
②が多かったら①を追加
①が多かったら②の調味料追加
で調節する
①に液体がほぼほぼ吸収されるぐらいがいい
完成
その日に食べてもいいし次の日とかになると味がしみてとても美味しい
食べ過ぎは胃に悪い(なぜならほぼ油だから)
母曰く「漁師町の酒のつまみ」
ちなみにこの棒干し、叩いて柔らかくしたあとに皮をむかず内側に砂糖と醤油をかけて新聞紙で包んで数時間おくとこれまた美味しいおやつができる
スケソウダラの砂糖醤油漬
母が砂糖醤油漬けは遠足のおやつだったって言ってた
朝に仕込んで新聞紙で包んだ一匹を遠足に持っていくと昼食時間にいい感じになってる、みんな持ってきてた、だって
私もやったけど美味しかった
地方は人口どんどん減ってるし、こういうのを知ってる人もどんどん減ってく
どこかに残しておかないと食べられなくなっちゃうという気持ちが最近強い
世の中によく知られた料理のレシピなら調べれば出てくるけど、こんなローカルおやつレシピ(レシピというほどでもないか…?)覚えてる人いなくなったら消えちゃう…
母はまだ元気だけど、ポロッと私がこのレシピを忘れた時に作りたくても聞ける人がもうこの世にいないなんてことも起こりえるんだよな…
なんなら棒干し作るところがなくなっちゃうなんてことも起こりえる…困る…買って応援しないと…