妊娠悪阻で2週間入院した話②

↑前回の記事はこちら

今回は入院中のお話です


点滴の針が刺さらない?!

朝10時、フラフラになりながら病院へ。
診察を受け、4人部屋の1室へ案内されました。

「これでやっと楽になれる…」と思っていたら、つわりによる脱水症状のせいか、なかなか血管に点滴の針が刺さらない事態に…。

新人→中堅→ベテラン?の順で看護師さんが代わる代わるやってきて、3人目の方でやっと針が刺さり、点滴が始まりました。


入院したことへの安堵と止まらない吐き気

気持ち悪すぎて水も飲めない私にとって、点滴を通じて自動的に(?)水分と栄養が補給できる点滴は神のアイテムに思えました。

実は入院するのは今回が初めてということで、何をされるか分からない恐怖でちょっぴり怯えていましたが、次第に「何かあっても病院だからすぐに助けを呼べる」という安心感に変わっていきました。

とは言え気持ち悪さはずっと続いており、点滴に吐き気止めを追加してもらってもなかなか治まることはありませんでした。

結局、丸2日は病院食も出ず、ひたすら点滴で水分を栄養を補い続けました。


「食べたい」という意欲

入院して3日目の朝、点滴のおかげでヤバイ飢餓状態から脱出したのか、ご飯を食べたい気持ちが湧いてきました。その旨を看護師さんに伝えると、その日のお昼からご飯を提供していただくことになりました。

↑その日のお昼ご飯

つわりでご飯NGだったので主食をパンに変えていただき、量もハーフにしてもらいました。

今でこそ、この量なら5分くらいで食べられちゃいそうですが、当時は30分〜1時間かけて完食というような生活でした。(それでも気持ち悪さで残してしまったりすることも…)

それでも口から水分も食べ物も摂取することができなかった頃から比べると、体調が良い方に向かっている気がして大きな前進だったと思います。

ちなみに病院の食パンはボソボソしてあまり美味しくなかったです…(ジャムをつけてなんとか食べました)


コロナ禍の入院

私が入院したのは2022年春だったのですが、まだまだコロナ禍ということで面会は禁止でした。

パジャマやタオルは病院からレンタルしたのですが、洗濯が必要な下着類は3〜4日に1回、夫に持ってきてもらいました。

私の洗濯物は受付で預かってもらい、夫が家から持ってきた着替えと引き換えに洗濯物を持って帰る…というようなやり取りでした。

つわりが辛すぎて自分のことしか考えられなかったので、不思議と夫に会いたい気持ちはありませんでした(夫よ、スマン)

病院は自宅から電車を使ってドアtoドアで30分はかかる道のりです。幸い夫は完全在宅勤務でスケジュールが調整しやすい状況ではあったものの、着替えを渡し洗濯物を受け取るたった1分ほどのやりとりのために通ってくれたこと、本当に感謝しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?