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創作ツールに気持ちは不要
読んだ。
このまとめは多くの主張が入り混じっているので、それぞれ分けて考える必要がある。今回俺が取り上げるのは、タイトルにもあるこの辺り。
生成AIイラストとかのあれ、個人的な見解としましては、良いとか悪いとか以前にしばらくはシンプルに
— 青木潤太朗(ロリババアが好き (@aokijuntarou) February 29, 2024
「創作には使い物にならない」
が続くと思う。敢えていうと需要はあると思うんです、要は「絵なんてどうでもいい」というジャンル。性風俗店の看板とか、詐欺チラシに挟まってるゴミ漫画とか・・・
これは意外でかつ素晴らしいことだと思っているんですが、全ての創作のクオリティや魅力の根幹には「好き」があって、つまりAIというか機械が「好き」を理解できる段階にならないことにはアートやクリエイトには使えない、シンプルにいちばん大事なあたりの性能が欠如してるとも言える・・・
— 青木潤太朗(ロリババアが好き (@aokijuntarou) February 29, 2024
とはいえAIが「好き」を再現する段階となると、それはマジで魂の再現とかレベルにならないとってことなので、流石にそれはけっこう、だいぶ未来のことになると思う・・・でも個人的には「こんなにも創作には人間の”好き”がキモだったのか」ってAIのおかげで感動しています。想像以上に愛は尊かった
— 青木潤太朗(ロリババアが好き (@aokijuntarou) February 29, 2024
AIが「好き」を再現しないことには、創作と呼べるほどのクオリティには達しないというこの主張である。はっきり言ってこの考えは間違っていると思う。なぜなら既にコンテストで優勝しているからだ。
しかもこの2件は最近の話ではない。前者は2022年8月、後者は2023年4月の出来事だ。画像生成AIによる作品は、既に空想と実写の両方でその価値を認められているわけだ。ついでに文章でも既にAIを活用した作品も認められていることを示しておこう。
そういえば科学論文の世界でも認められていた。さすがにこれは認めて欲しくなかったが。
論文は冗談だが、ともあれ既に生成AIで作成された創作は既に認められているわけだ。つまり冒頭の主張は現実と食い違っている。
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