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興味深い視点から書かれた恋愛に関する本

マシュマロに答える。

マシュマロ

えっ 俺に恋愛の本を訊くの。そう思ったが、世の中にありがちな恋愛本が物足りなく思えるのであればある意味正解かもしれない。俺はその手の恋愛本を読まないので。恋愛と関係していそうで興味深そうな視点の本を紹介するか。

セックスと恋愛の経済学

経済学者が学生たちに経済学の価値を伝えるため、セックスや恋愛に関する状況を経済学の観点で分析した本。様々な興味深く燃えそうな話題を、数字を使ってぶった切っていくのが面白い。

例えば女性が多い大学と少ない大学では、どちらの方が処女の割合が多いか。答えは女性が少ない大学である。女性が多い場合、男性は希少な存在となるためデートにおいて交渉力を持つ。そして男性の方が往々にしてセックスをすることを好む。結果、女性が多い大学では処女の割合が減るという。

恋愛というと我々は感情の話だと思いがちであるが、実際は需要と供給や、リスクとリターンで決まることも多い。少々古い本ではあるけれども、今読んでも面白いはずだ。

恋愛制度、束縛の2500年史

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