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金銭的な欠乏に陥る前にどうするか

マシュマロに答える。

マシュマロ

また重いのが来たな。面識の無い相手だったらどうしようと思うが、一度とはいえ実際に会った相手なので頑張って答えよう。とはいえ、俺は社会復帰に関しては専門家でもないし、その手の制度にも詳しくない。本当の意味でこの分野は素人であるのだから、あまり期待しないでもらいたいが。

まずここで言う「欠乏」とは何かというと、本しゃぶりでたびたび紹介している『欠乏の行動経済学』に登場する欠乏だと判断する。

本書では「時間」や「金銭」など、何らかのリソースが不足している状態を「欠乏」と称する。そんな欠乏が生じるメカニズムと、欠乏状態から抜け出すことの困難さを説明した本だ。これを簡単にまとめると以下となる。

  1. 人はリソースが潤沢にある時は無駄に使う

  2. 突発的な出来事でリソースが不足する = 欠乏状態になる

  3. 欠乏状態になると人はそのことに集中し、視野が狭くなる = トンネリング効果

  4. トンネリング効果で他のことに対する脳の処理能力が低下する

  5. トンネリングの対象にリソースを集中させるため、他に使うリソースが不足する

  6. その結果、新たな欠乏が生じる

  7. 3〜6を繰り返す

社不さんの欠乏が何かは明確になっていないが、内容的に金銭と仮定しよう。幸いにも俺は生活する上で金銭的に欠乏状態に陥ったことはない。なのでこれから書くことは実体験ではなく、欠乏に陥っていない今の精神で考えたことだ。

まず最初にやるべきは、「コンテンツと端末の管理」からKindle Oasisの登録を解除することだ。Kindle端末は本を購入できてしまう。もしまだなら今すぐにやるべき。

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