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本の内容は使うことで定着する

マシュマロに答える。

読んだ本の内容を頭に定着させるために行っていることは、このマガジン、それにブログがある。知識は使わなければ忘れてしまうものなので、使う機会を増やすしかない。

例えば質問者は「キャズム」を忘れていたということだけど、この概念を使う機会がこれまでどれくらいあったのか。マーケティングを仕事にしていなければ、そうそう使うことはないのではないか。少なくとも俺は使ったことがない。

他の本でも同様で、日常的に使える知識であることの方が珍しいだろう。例えば前回のnoteで使った『官能美術史』の知識なんて、普通の生活でいつ使えるというのか。サイゼリヤで料理を待つときくらいだろう。ただし間違い探しをすぐに解けたならばの話だが。

だから俺は本から得た知識を使う場として、ブログやnoteを活用している。知識を他人に紹介することは、記憶の定着に有効なだけでなく理解を深めるのにも有効だ。それについては昔に記事を書いている。

俺の場合は本の知識を使って何かを語るという形だが、別にそんな凝ったことはしなくていい。普通に読書感想文の形式で定着も理解も深まる。読書感想文と言うと拒否反応が出るかもしれないが、大人の読書感想文は学校の宿題とは異なる。

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