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アクアパーク品川の骨組

骨組マニアです。
今回はアクアパーク品川の骨組のご紹介です。

所在地

品川駅周辺

アクアパーク品川は品川駅の西側に位置しています。品川駅から徒歩5分程度で行くことができるため、仕事やショッピングのついでにぶらっと立ち寄ることができる水族館です。

建物概要

アクアパーク品川入り口

階数:地上2階/地下2階建
構造:鉄筋コンクリート造
建築面積:6,573㎡
延床面積:11,535㎡

主構造は鉄筋コンクリート造です。水族館は鉄筋コンクリート造が多いですね。この水族館はイルカショーが行われるプールが屋内にあり、大空間が必要になるため、部分的に鉄骨造の屋根となっています。

今回の骨組

イルカショープールの大屋根

今回の骨組は、イルカショープールの上にある大屋根の鉄骨です。このプールは円形になっており、周りに配置された柱から中央に向かって、トラス梁が伸びています。中央は円形の鉄骨が配置され、照明やボールなどの各種設備が取り付けられています。構造の考え方としては、柱とトラス梁による逆L型の要素を円形に並べているように見えます。

大屋根トラス梁の根元

トラス梁は先端に比べて、根元の方の梁せいが大きくなっています。トラス梁は片持ち梁となっているため、根元に曲げモーメントが大きくかかります。大きな曲げモーメントに抵抗するために、梁せいが必要になります。

まとめ

今回はアクアパーク品川の骨組についてご紹介しました。トラスなどごちゃごちゃした骨組があるとついつい見入ってしまいますね。ちなみに私は水族館にあまり興味を持てないタイプでしたが、ここのイルカショーはイルカのパフォーマンスと噴水と音と光が入り混じっていて、非常に見応えがあるものでした。
以上、骨組マニアでした。

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