『きりのなかのはりねずみ』 ノルシュテインとコズロフ 作 ヤルブーソヴァ 絵 こじま ひろこ 文 福音館書店
もともとはアニメーション映画で、小さな映画館で巡回上映をしていた時に、福音館の方が、ノルシュテインさんに絵本化を依頼して、できた本だそうです。
うっすら、ぽやーっと白い霧の中に、描かれているはりねずみくんの、風貌と佇まいが、まぁなんとも可愛いくて、丸いフォルムと愛くるしい丸い目が、私の気持ちを柔らかくしてくれます。
のいちごのハチミツにを、友達のこぐまくんに持っていくのですが、出てくる景色は、蒼い空に瞬く星、白い霧とその隙間からミミズクやこうもり、そんな夜に活動する動物もでてきます。
なんとなく、寒そう、、霧のせいかな?
白い馬に会う、はりねずみ。霧の中から現れるそのものは、夢か幻か、、白い馬は、何故か私の中では、ファンタジー。特別な存在感を抱きます。
小さな白いのいちごの🍓包みを、川に落としてしまったけれど、川に住むオオナマズに助けてもらい、友達のこぐまくんに会えたはりねずみくん。
“こぐまくんといっしょはいいな”
と思いました。
最後は、この言葉で締め括られています。
夜長に光る星の下で、こぐまくんとはりねずみくんの背中が、また丸いフォルムで、超絶に萌えるのです。
ぬいぐるみがあれば、きっと買ってしまうのでしょう。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?