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丁寧な暮らし2.0_スティーブ・ジョブズを教科書に。


こんにちは。
今日は午前中、
ものすごく雨が降るらしいので
お出かけの際はお気をつけて。

などと言うと
「元々気をつけているし」
「どう気をつけろっての?」
などと絡んでくる方がたまにいます。

具体的には、しっかりとした
膝下までの水のしみない
長靴や防水シューズを履くこと。

そして、かなりの風でも壊れず
もし裏返ってもまだ使える様な
柔軟性を持った傘を準備してね。
ということです。
これだけ備えれば大抵の雨は
しのげる気がします。

反対に上記のどちらかでも
疎かにしてしまった日、
私ならすぐに家に帰ってシャワーを
浴びて眠りたくなる。
外出先で濡れた靴下で
数時間すごすというのは
なかなかの苦痛です。

前置きが長くなりました。
以下、本文です。

今日お伝えする内容は
タイトルとはうらはらです。

つまり、どういうことかと言うと
いろいろな業種で言えることですが
「ニュースか何かで見た
スティーブ・ジョブズの
仕事ぶりに影響を受けた方は
一緒に仕事をするのがなかなか
しんどい」
という話です。

スティーブ・ジョブズを
教科書にしないでほしい
というメッセージです。

私の周囲には
過去に4名いました。
案件の終盤で
「より良いアイデアが出た」
とか
「もっとギリギリまでこわだりたい」
と言って仕事を完了させない。
そして、
「お前は知らないかもしれないが
ジョブズもそうだった」
などとのたまう。

さらには、御自身は解決策を
持っているわけではなく
「今の状態は良くないのでなんとかして」
という指示を出したまま
帰宅したり、休んだりする。
地獄ですね。

私はApple製品は大好きですし
スティーブ・ジョブズの生き方や
考え方にもとても興味があり、
敬意も持っているつもりです。

それだけに。

安易に彼の名前を出さないで
いただきたい。
引用するのもおこがましい。
そして、スティーブ・ジョブズを
教科書にしたり引用したりする方々に
お伝えしたい唯一のことは
「ジョブズ自身、
その振る舞いにより
自分が作った会社から
追い出されているし、
たぶんそれ以外にもすごーく人が
離れて行ってるからね。
その覚悟を持って彼を引用したり
見習ったりしてね。
私はもう音速より速く
距離をとるからね」
ということであります。

今の私は仕事相手が
「スティ・・・」
とか
「ジョ・・・」
と言ったら瞬間に心を閉ざして
瞑想することにしています。

これでいいんだよね?ジョブズ。

(了)

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