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カタバミの花は、食べられる?シュウ酸という毒素について、ちょっと調べてみた。

保育園に食べられる花があると、娘が言う。美味しいらしい。

お金よりちょっと小さいくらいの大きさの、黄色い花ということで、絵までかいてもらったけど、私は何の花かわからない。

2,3日経って、同じ花が庭に咲いているというので見に行ってみたら、それは、カタバミだった。

可憐で、好きな花の一つだ。でも、この花を食べようなんて思ったことはなかった。

食べてみよと、娘がその花を差し出してきたので、食べてみた。酸っぱかった。5歳児が好んで食べるくらいのものだから、甘かったりして、食べやすいものかと思って食べたから、びっくりした。

念のために、食べて安全なものか調べてみようと、ググってみたら、有毒だということで、また驚いた。酸味は、結石の原因にもなるシュウ酸という毒素由来のものとのこと。過去、シュウ酸を使った殺人も行われているという。

なんか怖い。

それは、毒の草だから、食べるのをやめなさい!というのは簡単だけど、もうちょっと調べてみた。

このシュウ酸、普通に食品として食べている、野菜とかにも普通に含まれているらしい。ホウレンソウ、ゴマ、お茶とかが特に多くて、重さで、全体の1%以上もシュウ酸が占めているらしい。

ゆでると、シュウ酸の量を減らせるようだから、生で食べる野菜の方が危険度が高いのかな。だから、リンク先のリストから考えると、レタスが最も警戒しなくてはならない食べ物なのかもしれない。

レタスのシュウ酸含有量は、約0.33%。

気になるカタバミには、どのくらいシュウ酸が含まているんだろう。

カタバミの毒性について言及している記事は多いのだけど、その含有量がどのくらいあるのかを示す資料はなかなか見つからなかった(ネットでは)。

唯一それっぽい数字を教えてくれたのが、こちらの記事。

こちらによると、カタバミには10%か、それ以上のシュウ酸が含まれるという。

レタスの30倍の量。

カタバミの花の30倍の大きさのレタスを食べたら、シュウ酸の摂取量が同じになる。おそらく、カタバミの花1つと、レタス1枚分か2枚分が、その関係に当たりそう。

レタス1,2枚とか、普通にぺろりと食べるな。

だとしたら、カタバミの花1つくらいだったら、別に問題なく、せめて、2つくらいにしとこっか。3つ以上はやめた方がいいんじゃないかな。という感じになるかな。

だから、娘には、1つとか2つだったら食べてもいいけど、1日に3つ以上食べたら、お腹を壊すみたいよ。と教えることにした。

ところで、カタバミという名前、由来は、日没後に葉っぱが畳まれて、半分だけ食べられたみたいに見える、片っぽだけはまれてる、というところから来たらしいというのも知った。

それならと、夜にこっそり見てみると、片っぽっていうか、すっかり畳まれていて、なんだか拍子抜けした。


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