2024第16節Aソニー仙台
攻撃 ビルドアップ フィールド1
目的 ゴールキック、GKからのパスを保持してフィールド2へ進むこと
1 中盤の選手が落ちたりGKがビルドアップに参加しプレスを無効化してボールを動かす。
前半はビルドアップが落ち着かず安定してF2へボールを進められない。
後半は60分ほどから鈴木雄也選手がCB寄りにポジションを取ってからようやくボールが安定し始めた。
2 CBがワイドに広がりビルドアップ。
CBのパスの配球が今後のキーになるのは間違いない。
優勝がなくなったのでいっそのこと今後のために岸田、清水、草刈選手などでCBの配球を求めてみてはどうかと思う。CHに戻ったとしても経験値にはなる。
3 サイドから前進する。
岸田選手からF2へボールを運ぶがオフザボールが上手くいかない。
後半はドリブルを絡めたりCBのポジションからパスを配球することでチャンスは出来た。
4 縦パスで侵入する。
サイドからの攻撃がメインでF2のサイドからパスワークでソニー仙台選手を
圧縮しセンターレーンや大きくサイドチェンジ。
攻撃 ビルドアップ フィールド2
目的 フィールド2からフィールド3へボールを進めてチャンスメイクする
1 スペースを見つけて縦や斜めに積極的にパスを出す。
前半はミスが多くFWに収まらないので全体を押し上げる時間が作れない。
パスについての「受けるポジション」「パスの方向、走る方向」「パス、受けに走るタイミング」「パスや走るスピード」ズレが大きくなっていることが気になる。
2 SBはタイミングを見て前進する。
SB、SMF、CH、FWでパス交換をし敵SBの裏をねらう。
3 CBは常に数的優位でボールを動かす。
2CBが幅を抑えてCHとビルドアップしパススピードを上げていこうとするが受け手のズレとトラップミスが多かった。
攻撃 ビルドアップ フィールド3
目的 シュートチャンスを得点に繋げる 積極的にゴールを狙う
1 守備ブロック間でボールを受け侵入する。
3トップ化してパスコースを作るなどしたがここでも
「パスを受けるためのポジショニング」「受けるためのプレーの方向」
「ブロック侵入のスピード」「ボールホルダー、パスの受け手のタイミング」を狭い中でも発揮しなくてはならない。
2 サイドではコンビネーションで侵入する。
FW、SMF、CH、SBでショートパスでサイドからの攻撃をするが
トラップミスが多かった。これでは押上げが効かない。
3 1対1で勝つ。
五分五分の場合が今年は多い。
ファウルになればここからセットプレーにできるが
ダイレクトにボールをさばけるほど距離感が近くないので
結果的にロストになりやすい。
4 カットインしてシュートを打つ。
少ないうえカットイン技術を持ち合わせていない。
5 クロスに対し決まったパターンから3人は走り込むこと。
クロスの狙いはどのようになっているのだろうか
アバウトに見えてしまいボールを捨ててしまうのが残念だ。
F3のクロスからのシュートパターンが確立されていない。
本来なら池松選手を活かしたいがCBなのでクロスシーンでは難しい。
工夫に期待する。
6 ポケットからの折り返し それに反応すること。
F3でドリブルでポケットに侵入できるといいがキャラクターがない。
怪我人復帰や采配で何とかしのぎたい。
攻撃から守備の切り替え
目的 即プレッシャーをかけボールを奪い返すこと
1 ボールを奪われた時にボールの近くにいる選手が3秒以内に奪い返すこと。
2 ボールから遠くにいる選手はチーム全体をコンパクトにすることで敵のスペースと時間を奪う。
守備 ボールを奪う フィールド 3
目的 どちらかのサイドへボールを誘導する
1 深追いしない。
ソニー仙台GK‐3CBやGK-2CBにHondaFC2FWがプレスにいくが
二列目のMFラインDFラインが連動しないので効果的には行かなかった。
2 後ろの様子を見てポジションを取る。
2トップでプレスに行く時確認はしている。
ゾーンディフェンスの徹底は難しい。
3 敵が最終ラインの数を増やし2対4や2対5のような状況なら撤退する
プレスはF2からがメインになっていたが4-4ブロックの構築がメインタスクだったのかもしれない。
4 フィールド3とフィールド2の境目付近からハイプレス。
センターレーンに入るパスを狙っていたのだろうか。
守備 ボールを奪う フィールド2
目的 チャンスメイクをさせない 決められた場所でボールを奪い切る
1 内側から外側方向へのプレス
敵がハーフウエーを超えてきたら素早く撤退。
前半39分のシーンのようにボールに数的優位を作り出している。
2 サイドに侵入させない。
サイドの攻防はパワフルで狭い中でもボールにチャレンジしている。
ソニー仙台の選手のドリブルで剥がされないことが必要だった。
3 敵の攻撃を遅らせる。
ボールにアプローチする選手カバーする選手がいないことがあった。
失点シーンでは顕著になってしまう。アプローチする選手の役割は大きい。
4 センターサークル付近でボールを奪ったら人数をかけてカウンターOK。
センターレーンからのカウンターはセットされていないと思う。
FWの位置がセンターにないことが多いからだ。
5 中間ブロックは後方ブロックと連動する。
58分のソニー仙台のカウンター以外は危険なものはなかった。
失点はプレスもプレッシャーもかけないで失点したもの。
守備 シュートチャンスの阻止 フィールド 1
目的 ゴールさせない 諦めずプレーする
1 裏にボールを送り込まれないよう陣形を保持する。
4-4ブロック、4-2ブロックペナ内、バイタルと人数を増やす。
10人でペナ内に構えることもあった。
2 味方の様子を見て飛び付かず堪える。
チャレカバというのだろうがアプローチする選手とアプローチした選手をコントロールする選手のやり取りが必要だ。
3 バイタルをカバーする。
SMFやCHがカバーに入っていた。
4 1対1で負けない。
ここ3試合ほど負けるシーンが多い。
5 厳しくチェックする敵を前に向かせない。
CBがカードをもらうことがない。敵FWとやり合うことで士気も高まる。
もっとやり合っていい。
6 プルバックを警戒する。
無し。
7 シュートコースを切る。
コース、抑えるべきポジションは意識している。
8 GKと連携し敵のプレーの選択肢を制限する。
内側から外側へくらいは決まっているのだろう。
攻守の切り替え 守備ー攻撃 各フィールド
1 敵チームが守備のポジションを取る前にボールを狭いゾーンから広いゾーンへ動かし最終的にシュートチャンスを作ること=チェンジゲーム
2 ボールが敵ゴールへ移動しているときボールから遠いMFやDFもスプリントしてラインを上げチーム全体をコンパクトにする。