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株価の決まり方

100円、100円、100円、100円 ~ ♪

120円

120円、120円、120円 ~ ♬

130円

130円、130円、130円、130円 ~ ♫

135円

135円、135円、135円 ~ ♩

他にいませんか ~ ♪

135円 で落札 ~ ♬

(カンカンカ~ン)

とまあ、市場ではこんな感じでせりが行われているのでしょうか。


こんにちは。ほんだでぇです。
今日は株価の決まり方について学んでいきたいと思います。

早速ですが、株を買ったり、売ったりする際に、

画像1

こんなやつを見たことがありますか?こいつの名前は「板(いた)」と言います。

カンタンにいうと、
 左側:その値段で売りに出されている株数
 中央:価格
 右側:その値段で「買いたい」と思われている株数
を表します。

この例で挙げた板(いた)情報の場合、

1株を2,269円で売りたいと思っている人が2人いて、
1株を2,268円で売りたいと思っている人が4人います。

また、
1株を2,265円で買いたいと思っている人が5人いて、
1株を2,266円で買いたいと思っている人が3人いることになります。

この企業の株はバナナ同様、ばら売りはされておりませんので、
100株単位で買わなければなりません。

(1フサ100本のバナナと同じですな)

だから実際にはこの時点で、この企業の株を買おうとすれば最低限、

1株 × 100(最小単位)
   × 2,268円(売りに出されている一番安い値段)
   = 226,800円

のお金が必要です。ちなみにもし一度に500株買いたいと思った場合、
2,268円で売ってくれるバナナは4フサしかありませんから、
5フサ目は2,269円で買わなければなりません。

1フサ(100株)× 2,268円 × 4 = 907,200円
1フサ(100株)× 2,269円 × 1 = 226,900円

足して、

907,200円 + 226,900円 = 1,134,100円

必要となります。

このあたり1フサ100本の超巨大バナナをイメージしながら考えれば、
すんなりと自分の中に落とし込むことができるかもしれませんね。

ちなみにこの画像ではある瞬間を写真のように切り取った画像となっていますが、
実際には売値も買値も、そしてその時取引されているバナナのフサ数も、
秒単位でコロコロ変わります。これが朝の9時から昼の3時までずっと続きます。

(コロコロコロコロ~)

で、前回の知識をもう一度振り返ると、

朝9時の時点の値段を「始値(はじめね)」
昼3時の時点の値段を「終値(おわりね)」
もっとも高い値段で取引された価格を「高値(たかね)」
もっとも安い値段で取引された価格を「安値(やすね)」

というんでしたよね。この4つが決まれば、ローソク足の材料は出揃いました。
このようにして1日1本、毎日ローソクが作られていくんです。

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