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なくなる会社、外から見るか?中から見るか?(2)

 人材流出は今に始まったことではなかった。気が回って、人格者ばかりが退職していく。自分の職場は退職だけではない、グループ会社への出向という流出もある。

 出向というのは、自分から『勉強させてくれ』と申し出るパターンもあるが、いわば人員整理のようなやり方もある。噂レベルではあるが、アレな経営者と戦う、反旗を翻す社員が出向になっているという話を聞いて『あーやっちゃってるか、やっちゃってるなぁ』と、なんとも言えない気持ちになっている。

 いま現在も、社の核の部分で戦っている方が数人いるが、その方々が自分から退職を申し出たり、別会社に出向になるのかは時間の問題だな、と思う。社内の数少ない人格者がいなくなったあとは、後追い離職増も考えられる。運営に支障をきたす頭数になるだろうし、そのあとに残る人々のことを思うと、もう柱が崩れてきてるなとしか思えなかった。

 以前は一部の現場で行われていたパワハラ・モラハラも、経営者自ずからやっているみたいなのでもう始末に負えない。

 逆に、経営者に気に入られている社員はめちゃくちゃ持ち上げられる。能力、人間力は関係なし。

 なぜかこれを思い出しました。怖くて観られないけど。


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