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南海トラフ最悪のシナリオ

■東海・南海地震
南海トラフ沿いで発生する東海・東南海・南海地震は、
1300年間に9回発生したという記録が残っています。

地震調査委員会の研究によると、
南海トラフでマグニチュード8~9の巨大地震が
今後30年で起きる確率は、70~80%とされています。
平均発生間隔が88.2年というデータもあることから、

前回の南海トラフ地震は、1944年の昭和東南海地震と
1946年の昭和南海地震で、約80年以上が経過しています。
平均発生間隔では、いつ発生してもおかしくない状況と言えます。

■南海トラフ巨大地震
地震の規模はマグニチュード9以上のものです。
海溝型の大地震なので大津波が来るのが特徴的です。
政府の見解として、このM9以上の南海トラフ巨大地震が
近年中に起こる可能性があるということが述べられています。

■南海トラフ地震臨時情報とは?
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や
地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。
情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表されます。

気象庁において、マグニチュード6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、
5~30分後に南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表されます。
その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、
該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

政府や自治体から、キーワードに応じた防災対応が呼びかけられますので、
呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。

■緊急消防援助隊が来ない
緊急消防援助隊は、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、
災害発生都道府県内の消防力では対処できない地震、台風、水火災等の
大規模災害や特殊災害(毒性物質の発散、生物剤の発散、放射性物質等の異常な水準の放出等)の
発生時における消防機関の広域応援体制を構築するため、平成7年6月に創設された。
(H15.6.18消防組織法に規定)

派遣は、国の基本計画、緊急消防援助隊の応援等の要請等に関する要綱及び
緊急消防援助隊の運用に関する要綱及び県「応援等実施計画」に基づき実施する。

最大規模を誇る愛知県名古屋市消防は、「南海トラフ地震臨時情報」は発表された場合
地元の安心を最優先させて、西日本被災地には出動しないと取材動画で言っています。

消防行政に詳しい関西大学の永田尚三教授によりますと
「次の巨大地震のおそれ」があるため、被害がそれほど大きくなかった地域の消防部隊でも、被災地の救援に行けなくなる可能性があると指摘します。

2011年の東日本大震災よりも出動できる部隊数が少なくなり、救援体制が厳しくなるというのです。
被災者数は何十倍にもなりますが、救助隊は殆来ない可能性があり、救助を待ちながら力尽きる人々が増える。

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されると東日本からの救援活動が一時停止されます。1週間の避難生活が求められます。

半年程度は、戦時下の様に自力で何とかしなければならなくなるでしょう。
たとえば、家は自分で建て、食べ物は自家栽培し、水道は井戸を利用したり
電気はソーラーパネルで自家発電したりするのが自給自足の生活になります。

死者数が増えると、自給自足の達成割合があが高くなります。
また、衛生状態が悪化すると伝染病が広がります。水質に気をつけるべきでしょう。

東日本が動かない状況ですと安全が確認できるまで、海外からの支援も望めないでしょう
災害用飲料水、食料、防寒具、衛生用品、照明器具、救急セットなど備えておきましょう。
置き場所は玄関に近い場所です。期限前に消費して買い替えましょう。

南海トラフで発生する地震は、規模や被害の大きさなどから
「全割れ」「半割れ」「一部割れ」「局所割れ」の4つに分類されます。

■半割れ
「西の半割れ」とは、南海トラフ地震の想定震源域の西側で、
マグニチュード8以上の巨大地震が時間差で発生するケースです。

南海トラフ沿いに大きな被害が出ている地域と、
まだ被害が出ていない地域があるのが特徴です。

過去の半割れでは、東半分で地震が発生した後に、
1日~数年の時間差で西半分で地震が発生しています。
また、32時間、2年の間隔で発生した例もあります。

発生の度に大津波被害も発生します。

■最悪のシナリオ
「半割れ」は、南海トラフ地震の揺れ方として警戒されており、
地震の専門家からは「最悪のシナリオは『半割れ』かもしれない」
という声も上がっています。

半割れが発生した場合、震源域の目の前だけでなく太平洋沿岸全域に
大津波警報・津波警報が発表されます。

南海トラフ巨大地震の2度の発生を想定したケースでは、
「西の半割れ」が起き、その半年後に「東の半割れ」が発生するというものもあります。

さらに考えられる最悪のシナリオは、米軍が撤退して中国の人民解放軍が入ってくる可能性。
要するに、日本を植民地(自治区)にする行動を起こす可能性がある。
混乱に乗じて、北海道にはロシアが侵攻してくるかも知れません。
中国やロシアは侵略国ですから。

逆に大規模に救助隊を送り込み、支援物資も贈って恩を売る可能性もある
日本人は庶民から政治家に至るまで、恩に報いたがる民族ですから。
西日本が見捨てた東日本と独立運動(内戦)することになるでしょう。
そして内戦中に東海地方、関東地方でも大震災が起こり日本は壊滅へ


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