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【へなちょこ欧羅巴紀行】3日目 気合いで通じる?

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


3日目 気合いで通じる?

今日もジュネーブ♪
午前中は、旅の後半でTちゃんも合流して行く予定のフランスの世界遺産「モンサンミッシェル」での宿探しをしました。
モンサンミッシェル名物ふわふわオムレツで一番有名な店「プーラールおばさんのレストラン」のホームページでテンションUP!
オムレツを泡立てている音がずっと流れているんですよ。
またチェックしてみてください。

さて、昨日だいたいジュネーブを案内してもらったけど、今日行きたいところは郵便局!
昨日たくさん買ったハガキでお手紙を書いたので、切手を買いに行きます。

いろいろ葉書を買ってみた


フランス語はもちろん、英語も大して喋れないあたしは、郵便局の窓口でハガキをどーんと出し、
「TO JAPAN! 5! 5! プリーズ!」
とだけ、単語を並べて訴えました。(なんてへなちょこ)
この時、フランス語と英語をしゃべることのできるTちゃんと英語をしゃべれるMちゃんもいましたが、「頼ってばかりではいけない」と思って、どうにか頑張ったわけですよ。
こんな情けない語学力でもなんとか切手を買うことが出来ました。
終わりよければ、すべてよしというわけなのです。
ただ、記念切手とかがあるのかは聞けなかったので、それだけが残念だったと。
本当に、ヒアリングができていても、いざ自分で何か言おうと思った途端、まったくしゃべれないものですね。
この程度の用事ならどうにでもなるんだけども。

素敵なメリーゴーランド

郵便局から、次はTちゃんオススメの植物園に連れて行ってもらいました。ここ! かなり素敵なメリーゴーランドがあります。

めちゃくちゃ素敵。でもよく見るとちょっと奇妙
これはまだかわいい(うさぎ)
これもまだ大丈夫か・・・(トリ)
体がない・・・(カエル)
なぜかひっくり返っている(ライオン)

果たして子供たちはこれを喜ぶんでしょうか?
(大人はけっこう好きだと思う)
色合いがまずカラフルではないです。
そして何より、乗物と化している動物が、まったく子供が好きそうな形ではないのです。
それでも、我々三人、夢中になって写真を撮っていました。
ハナコ的には、今まで見たメリーゴーランドの中で一番ステキなたたずまい。
しかしながら残念なことに、この時期はまだ営業していなかったらしく動いていなかったのですが、動いているときはさらにステキとのこと。
(Tちゃん曰く、「子供も夢中☆」)
次は、動いているときにぜひ行ってみたいなと思ったのでした。

確か、植物園的な中にあったメリーゴーランド
Tちゃんのおかげで連日豪華なティータイム
晩はチーズフォンデュをいただきました



(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

このメリーゴーランドは、あれから20年経っても私の中でナンバーワンです。
この旅の中でも、もっとファンシーなものや、カラフルなものはいろいろありましたが、これはすごく独創的なものでした。

そういえば、この記事書きながら思い出しましたが、旅から帰ってきた時にTちゃんに何かお礼を送らねばと思って何が欲しいか聞いてみたところ「たこ焼き器」という回答。
さらに、この旅の中で当時はやっていた雑誌「LEON」と「NIKITA」の話をしていたら(当時すごいキャッチコピーで有名でした。“ちょい悪オヤジ”的なやつ)、それも読みたいとのことだったので、早速用意。
Mちゃんと一緒にTちゃんに送ったら、鉄板と極太雑誌2冊だったため、送料だけで1万円近くかかりびっくりしたんですよ。

確かジュネーブには日本人の会みたいなのがあって、外交官の奥様やらとてもセレブな皆様が参加されているのことでしたので、きっとこれらの雑誌が回し読みされて、たこ焼きパーティも盛況だったことでしょう。(勝手に妄想)


▶︎オススメ:スイスが舞台のマンガ

『アルペンローゼ』赤石路代 著

第二次世界大戦下のスイス。
幼い頃の記憶を失っているジュディは、幼馴染のランディと共に、自身の記憶と、両親の消息を求めて旅立つ。
子供の頃に読んだこのマンガ。アニメ化もされた作品ですが、最初の舞台がスイスで、高山植物である「アルペンローゼ」がタイトル。
なんか懐かしくて久々に読みたくなった。


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