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【へなちょこ欧羅巴紀行】0日目 はじめに

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎はじまりのこと(2007年)

旅に出ようと思いつきました。

でも、私ったらへなちょこ。

さらに、過去の苦い記憶・・・

・・・でも、行きたい!
(ラストチャンスかもしれないし!)

で、旅に出ました。


▶︎旅の計画

実際に使っていたカレンダーです

旅に行く前の計画は総崩れ・・・。
現地の情報や気分によって、どんどんと計画は変わっていきます。
予定は未定! まさにそのとおり!


今回の旅行で決まっていたことは、「ヨーロッパを1ヶ月旅すること」、「スイスのジュネーブで暮らしているTちゃんを訪ねること」くらいでした。
まず大前提として、貧乏旅行になるのは確実(この2年ほど前に同じメンツで北欧を旅していたので、なんとなく同じ感じになると思っていたの)で、いかにお金をかけずにいろんな所を見て回れるかがテーマなのです。

さて、結局今回はスイス・ジュネーブから始まり、氷河急行に乗ってスイスの自然を満喫し、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったマイエンフェルトへ。
その後ドイツへ入り、最後はパリに行くところまで決まりました。


▶︎旅の持ち物

持ち物は、今回スーツケースではなく、バックパックを背負っていくため、必要最低限しか持っていきません。
とはいえ、結局空港で量ったところ11㎏。
重い! 重すぎます。

主にどんなものを持っていったかといいますと、着替え、洗面道具、貴重品、旅の記録用のスケッチブック、色鉛筆、カメラなど。

他にも自炊用の日本食(うどんとか調味料とかね)、そして旅の相棒「ごおと師匠」!(ごおと師匠は紙粘土で作ったヤギの俳句師匠です。紹介はまた後程・・・)

他、航空券やユーレイルパス、主な宿泊先の手配は全てMちゃんがやってくれていました。


(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

久々に読み返したこの文章とイラスト。
手前味噌ですが、今更読んだらけっこう面白い!(思い出と共に蘇ってくる物がいろいろあります)

この当時、旅行から帰ってきて無職で実家にいたんです。
32歳・無職・女子。
それでも毎日仕事のようにblogを書いていました。
当時blogを通して色々な方と知り合ったり、こんな拙い文章やイラストでも毎回楽しみに読んでくれる人がいて、とても嬉しかったのを覚えています。

本を作ってグループ展で販売したものを友人が買ってくれたり。(しかもめちゃくちゃ高く売っていた)
ちなみに焼いとるに入っているイラストも、今回の旅をイメージして描いた私的には大作!
ただ、原本はどこに行ったかわからないのと、本に入れるためにデータでは2分割にしたものしかなかったため、そのまま分割した感じで入れています。(なんでやねん)

もう20年近く前の話なんですが、本当に毎日楽しく暮らしていたなあと読み返して思いました。(いまだに毎日楽しいですが)

さて、上記イラストで描いていますが「ハナコ海外旅行列伝」実は追加されています。
なんと新婚旅行で訪れたスペインでゼネラル・ストライキが起こり、ベタに添乗員さん同行の団体旅行で行ったにもかかわらず、バルセロナで足止め、なんとかパリまで飛んだものの、予定通りに全く行かない状況になりました。
夜中、ホテルの外は暴動が起こり、テレビのニュースではマドリッドで日本人の乗る観光バスに生卵とかが投げられている映像を見た時に、無事日本に帰れないかもしれないと覚悟を決めました。(この話はまたそのうち)

いや、私本当に海外運ないんです。

という訳で、最近はあまり海外旅行に行っていません。
また、仕事を引退した後に豪華客船なんかで行きたいとは思っていますが、今の流れからいくと沈没しかねない勢いなのでちょっと躊躇している今日この頃です。

こんな感じで、過去の旅行記を更新していく予定です。
情報が古いのでなんの参考にもならないと思いますが、30代になっても、海外旅行運が悪くても、急にバックパッカー的な旅に出ることはできるし、旅先では大した出会いなんかなくても(へなちょこなので、危機管理能力が高く、危険なところには全く足を運んでいなかったし、外国の方との交流もたいして深めていませんでした)、十分楽しめるということをわかっていただけると嬉しいです。


▶︎オススメ旅行記

『エジプトが好きだから。』k.m.p. 著

ヨーロッパではないけど、貧乏旅行の楽しさを知ったのはk.m.p.さんのこの本を読んでから。
旅日記を書いてみたい! と思わせてくれるほどみていてずっと楽しい本です。
女ふたり旅の楽しさ、なんでもネタにする逞しさ、写真だけでなくイラストや漫画でも残すことの魅力が詰まっています。
k.p.mさんの名前が、実は「k(カネ).m(もうけ).p(プロジェクト)」っていうのもよくて、いまだに活動されているところも素敵。
久々に最近出た本も買ってしまいました。


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