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『あの手診便りがなかったら、自殺してたよ』@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは、先日嫁さんが狩猟免許を取ったのですが、色んな人から「あんたいい加減せんと後ろから撃たれるよ」と言われる室原です。10人くらいからは言われた気がするので、そろそろ襟を正そうと思います(笑)。ちなみに、実際に狩猟ができるようになるにはまだ資格が必要らしいです。今のうち(笑)!!

そして冒頭のタイトル。これは先日、診療所から発行してもらっている「手診便り」を呼んだ方から頂いた言葉。

「手診便り」は自分が勤務している手打診療所の情報誌として発行しているもので、先月はコロナウイルス感染症について書いていました。(詳しくは↓のリンク)

この言葉を頂いたときは、「手診便り書いててよかった~」と思ったのと同時に心に何か「もやもや」を感じていたのですが、後々考えるとこの「もやもや」は「ショック」「悲しさ」「自責」「怒り」とかが入り混じったものでした。

この言葉をかけてくれた方は、コロナに罹った方ではありませんし、検査対象になった方でもありませんし、流行地域にいった方でもありません。そして、今島内感染者はいません。もちろん社会生活をしている以上100%ってことはありませんが、ほぼほぼコロナにかかりようがない状況でも、例えばちょっと「痰がからむな」程度の症状があったことで「自殺」を考えざるを得なくなる。そんなコロナの影響の強さや、自分の認識の甘さを感じました。

ちなみに、その時の記事が↓です。

なぜ島で自殺を考えざるを得ない状況がでてくるのか

島では特に皆が支えあって生きています。めちゃくちゃ素敵です。なのでやっぱり「周りに迷惑がかかる」「周りに申し訳ない」といった感情が強い気がします。とにかく優しいんです。そこから自分を責めちゃうようになるんじゃないかなと。聞いたわけではないので、憶測ですが。。

そして自分で絵を書いといて言うのもなんですが、、、

なぜこの「鏡餅に顔がついてるふざけた絵が描かれた紙きれ1枚」が人の心を救うことができたのか

今回一番書きたかったことはこれです!これが分かれば、どういう言葉をかければ人の心が救われるか分かるんじゃないかと思いました。

そして自分で考えてみましたが、よく分かりませんでした。ごめんなさい(笑) 思うところがある方は是非教えてください!お願いします(笑)!

ポンコツ室原では分からなかったので、嫁さんに助け舟を出してもらいました。そしたらいくつか出てきて、『周りに感染させちゃう期間は決まってるという医学的事実をしれたこと』『「誰も欠けて欲しくない」という言葉』かなーとなりました。

今のところ結論は、「専門職からの正確な情報」「独りじゃないよ、というメッセージ」かなーとなってます。思うところがある方は本当に教えてください、参考にさせてください(笑)!

コロナにかかったら、周りに申し訳ないという感情はきっと生まれてきます。その時に周りが受け入れてくれ、「元気になったらみんなが元通りに接してくれる」「絶対に村八分に合わない」と思える状況がありさえすれば、コロナにかかった時に怖いことは病気の重症化だけに限られるんじゃないかなと。コロナの怖さもだいぶ減って、今回かけて頂いた言葉はそもそも生まれないんじゃないかなと。そうなればいいなーと思いながら書きました!

最後に、自分が見えてる状況からのコメントなので、都会などからしたら見当違いに感じちゃう人もいるかもです。その時は小さな舌打ちで許してください(笑)、ごめんなさい!以上です!

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