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【朗報】ついに手打診療所に2人目の医師が誕生!!@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは!先日、妻が本土で出産待機をしている最中に長女から三女までの三人とめちゃくちゃ仲良くなった室原です!

#これまで室原を見れば顔を蹴り飛ばしてきていた次女が、今では室原の腕に猫のように顔をこすり付けてくるまでになりました!!
#もはや奇跡としかいいようがない!!
#天変地異!

スライムヘアの次女

そして四女が無事に誕生しました!いつもお世話になっている方々ありがとうございます!

三女四女のツーショット!

さて、今回はタイトルに書かせていただいたことがすべての回です!(笑)

2人目の医者が来てくれたよ~~~~~~!!

もういちど、

2人目の医者が来てくれたよ~~~~~~!!

いや~ついに2人目の先生が来てくれました!
この4月からの半年は、1人診療の辛さは絶対に表に出さまいと振舞ってきました!それもここまで!!

友A「1人で診療してて大変だろ~~?」
室原「いやいや、ぼちぼちよ!ははは!」

的な(笑)今なら言える、1人診療大変だったよ~~!!(笑)
だって大変アピールしてもそんな大変な場所には誰も来たがらないし、本来の2人診療体制の下甑手打診療所はピュアホワイトなくらいの労働環境なのに、1人診療体制の時のダークブラックな労働環境のイメージが先行しちゃったらもったいないから!
#現在はピュアホワイト!

そんな感じで働き続けてたら室原の体が先に悲鳴を上げて、8月には風邪ひいてダウン。臨時で父親が診療応援に来てくれたりと、改めてDrコトーやその次の代の先生が1人で島の医療を支え続けていたすごさに驚嘆する時期でした!
#これからは自然を堪能して免疫力高める!

そして見えてきた新たな課題・・

2人診療体制になればーー!と願ってきましたが、2人になったらなったで新たにクリアする課題も出てきました!世の中からは課題なんてなくなりっこないんですね(笑)
4月から1人診療体制にシフトチェンジしていたので、2人体制に少しずつ戻していったり、文字通り育ってきた環境が違う2人の医師が一緒に働くので診療方法のすり合わせなど。

しかも来てくれた先生は自分の大先輩で50代の先生!!人生も医者としても大先輩ですが、一応室原は所長なので全体を見ながら師長・事務長たちと相談しながらコミュニケーションをとって微調整を繰り返しています!ありがたいことに来てくれた先生も、こんな若造にリスペクトをもって接してくれています!ありがたや!

唯一、室原1人診療の時期があって良かったと思うことに看護師などスタッフのパワーアップがあります!1人でてんやわんやだった室原を見かねて島民に迷惑が掛からないように、例えばレントゲンやCT検査の準備を完璧にしてくれるようになったんです!ほかにも画像取り込みや紹介用CD-R作成など細々としたところまで!この副産物の結果、診療応援の先生だけだとしてもスムーズに画像検査や搬送を行えるようになったんです!これはデカかった!!

2人診療になったこともあり、チームみんなでより質の高い医療を島の方々に届けられるように、力を合わせていきたいです!!

そして見据えるこれからの診療所の在り方、、

そんなこんなを考えていたら、やっぱりこれから先の診療所の事を考えちゃいます。個人的には「2人」というのは、なかなかの毒性を孕んでる人数だと思っていて、過去の経験や周りを見ても良好な関係性を保ち続けるのは忍耐なり適切な距離感が必要だと思っています。育ってきた環境が違えばなおさら。
1つの解決策としては、定数を「1人+1人」の2人じゃなくて、「1人+0.5人+0.5人」の2人にするとか。
例えば、中核になる「1人」と2週間交代とかの「2人」。合わせて3人で「2人分」として働くのとかがいいんじゃないかな~とか思ってます。周りの成功した病院などを見ていると、この中核になる「1人」は教育好きで外部から人を呼び込める人だと理想的。

1人辞めたら一瞬であのダークブラックな環境が待っているのはさすがに危うい。残った1人が体壊したら医療体制崩壊しますもん。そんなことを思いなおすこの頃です。


そんなこんなを考えたりもしますが、やっぱり2人体制はかなりの朗報!!
これで「米作り」も「古民家運営」も「御用聞き」も、ようやく時間がさけるようになる!早速先週末は溜まった草払いしまくりました(笑)

妻の妊娠出産もあり、数ヶ月手をいれなかったら草がえらいことになったビワ畑。。ここから復活を!

「地域をエンパワーする!」この目標を忘れないように精進します!以上です!

まだ10分くらいなら海に入れるチビたち!

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