見出し画像

井の中の室原、大海を知る@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは、突然長女が「パパいつもハゲ」って言ってきました。何なんでしょう?


今回は「世の中にはすごい人たちはたくさんいてすげ~かっけ~~」という話をさせてくださいw 色んな方とお話をさせて頂いて興奮冷めやらぬ中、書かせてもらいます!

1年くらい前に何かの本で読んだ言葉がありました。
「社長の仕事は、従業員と同じように働くのではなく人に会いに行って人脈を作り仕事を持ってくることだ」
的な。社長でもなんでもない僕ですが、実家が病院をやっていることや診療所に戻らせてもらうかもしれないという立場からこの言葉はなるほどなってなりました。僕の場合は、人脈を作り仲間を集めることだと!!
そんなことから、熊本の実家の病院への出稼ぎに合わせたりして今年度は色々な所に見学にいき、色々な方に会わせてもらいました。そこでの感想が先ほどの「すげ~かっけ~~みんなやべ~~」ですw
#感想雑すぎる
伺って話をさせて頂いたところはこんな感じ。

小国公立病院/阿蘇郡小国町
谷田病院/上益城郡甲佐町
塩田病院/千葉県勝浦市
公立多良木病院/球磨郡多良木町
みんなの診療所/奄美大島
コールメディカルクリニック福岡/宗像市
頴田病院/飯塚市
川内済生会病院/薩摩川内市
米盛病院/鹿児島市
鹿児島市立病院/鹿児島市
今村総合病院/鹿児島市

他にもオンライン・オフライン含め個人的にお話をさせて頂いたり、医療関係でない方々ともたくさんお話をさせて頂きました。
#個人名は伏せますが、お世話になった皆様ありがとうございました!
#これからもよろしくお願いいたします!
室原史上最も出会いの多かった1年です。

「公立病院の良いところは、スタッフにお金の話をしなくていいこと。患者のためにやろう!と言って進めれば診療報酬は自ずとついてくる」
「患者のニーズと全く違うものを提供して、なおかつ赤字ならそんな公立病院なくていいとさえ思う。地域のニーズをきちんと把握することが大事」
「この地域にこの病院が必要かどうか、住民・行政含めてシンポジウムをやって、この病院の必要性・役割を共有した」
「僕たちプライマリ・ケア医の仕事は、単に薬を出すことじゃないでしょ?」
「医療へのアクセスをとにかく下げたいから、開業してかかりつけ医になった」
「ゼネラリストはスペシャリストである。そのスペシャリティは様々な科の知識を持つ部分ではなく、その現場でもっとも患者にとって良い選択を選ぶことである」
「やりたい医療を体現するために採算とれないってわかっててもドクヘリ導入した」
「何か大きいことをするためには、ヒト・モノ・カネの順番で必要になる」
「症例報告でいいから学会活動はしなさい。全く新しい世界がみえるから」
「島に学び、島を楽しんでください」

頂いた金言はまだまだありますが、すごいなと思う方々に共通していえることは皆さん明確なビジョンがあること。語りだしたら止まらないくらいの思いが溢れてるんです。そのことをとても楽しそうに話されて、きちんと結果をだしている。すごすぎ!
そして僕なんかポッと目の前に現れた若造の話を真剣に聞いてくれるんです。否定なんてせずに寄り添う言葉をくれます。話すときの安心感がハンパない!こんな大人になりたい!!

そして皆さん言ってくださるのが、「奥さんすごいね」
#必ず出てくるw
#室原より確実に褒められてるw

やっぱり嫁さん含め家族に感謝だなーと。
それと愛する地域に出会えて幸せだなーと。
地域医療は単に地域で医療をするだけじゃなくて、愛する地域が見つかるとその楽しさは何倍にも膨れ上がるんだと話をさせてもらう中で気がつきました。僕の場合は下甑島。ここに結びつけてくれたゲネプロや島にいさせてくれる方々に感謝です。

まだまだ行きたいところはたくさんあるので、4月からも引き続き色々なところに顔を出させて頂いて、たくさんの学びを得たいなと思います。そして、4月からの目標はきちんと行動に移すこと。学んだことを実践して結果に残していく。そして魅力的な場になれば人は集まりそう。そうしないと意味がない!そんな1年にしていきたいと思います!以上です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?